兵庫GT2021フォトレポート
2021年12月28日
第21回『兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)』が行われ、1番人気に支持されたJRAのテイエムサウスダン(牡4・飯田雄三厩舎)がその人気に応えて優勝。兵庫では2歳時の『兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)』に続く2度目のダートグレード制覇となった。騎乗した岩田康誠騎手は、同レース5度目の制覇。飯田雄三調教師は兵庫で2度目の重賞制覇となった。
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◆出走馬
①リュウノシンゲン(川崎) 〓出走取消〓
②ワイドファラオ(JRA) C・デムーロ騎手 4番人気
③スマハマ 吉村智洋騎手 6番人気
④スマートアヴァロン(北海道) 落合玄太騎手 8番人気
⑤テイエムサウスダン(JRA) 岩田康誠騎手(JRA) 1番人気
⑥イグナイター 笹田知宏騎手 3番人気
⑦トーセンレビュー(浦和) 広瀬航騎手 9番人気
⑧ヒロシゲゴールド(JRA) 亀田温心騎手(JRA) 5番人気
⑨クリノフウジン 下原理騎手 11番人気
⑩イダペガサス(北海道) 服部茂史騎手(北海道) 7番人気
⑪ラプタス(JRA) 幸英明騎手(JRA) 2番人気
⑫メイショウワダイコ 佐々木世麗騎手 10番人気
好スタートを切った地元のイグナイターがハナ。ヒロシゲゴールドが2番手に付けた。
昨年は躓いたラプタスは、今年も若干躓きながらも3番手に取り付いた。
1番人気のテイエムサウスダンは4番手、ワイドファラオがそのあとに続いた。
軽快に飛ばすイグナイターが先頭のまま向正面を迎える。
淀みなく流れる中、3角手前でヒロシゲゴールドが先行争いから脱落。
ラプタスが替わって追い上げ、イグナイターを捕まえに行く。
勝負どころで少し離されたテイエムサウスダンが3番に上がり、その後ろにワイドファラオが迫る。
ラプタスがようやくイグナイターを捉えようかとしたその瞬間、
テイエムサウスダンが鋭い決め脚を発揮して一気に突き抜ける。
最後は1馬身を付けて差し切った。
2着にラプタスが上がり、地元のイグナイターは大健闘の3着入線だった。
岩田康誠騎手は同レース5度目の制覇!
通算では9度目の兵庫ダートグレード制覇となった。
管理する飯田雄三調教師は同馬とともに、兵庫重賞2度目の優勝を飾った。
58kgを背負いながら、直線では鋭い決め手を発揮したテイエムサウスダン。今後の短距離ダートグレード戦線の、中心的存在になりうる器だと思わせるに十分の内容だった。
写真:齋藤寿一
第21回 兵庫ゴールドトロフィー:情報ページ公開中!
2021年12月21日
『第21回 兵庫ゴールドトロフィー』
12/22(水)
過去10年間のレース結果など
盛りだくさんの内容です。是非ご覧ください。
>ページはコチラから
レースは12/22(水)発走!!
園田金盃2021フォトレポート
2021年12月6日
ファン投票&記者選抜のグランプリ『園田金盃』が行われ、断然の1番人気に支持されたジンギが優勝。昨年に続いての連覇を達成した。騎乗した田中学騎手も連覇を達成。重賞は通算66勝目、今年は自身最高の9勝目となった。管理する橋本忠明師も連覇、そして2着もエイシンニシパで2年連続ワン・ツーフィニッシュの快挙を成し遂げた。
競走成績はコチラ>>>
出走馬
①エイシンミコノス 長谷部駿弥騎手 12番人気
②マイネルプリサイス 畑中信司騎手 11番人気
③ジンギ 田中学騎手 1番人気
④スマイルサルファー 大山真吾騎手 4番人気
⑤マイタイザン 杉浦健太騎手 5番人気
⑥メイプルキング 永井孝典騎手 7番人気
⑦エイシンデジタル 下原理騎手 6番人気
⑧エイシンニシパ 吉村智洋騎手 3番人気
⑨ドライヴナイト 笹田知宏騎手 8番人気
⑩エイシンナセル 松木大地騎手 10番人気
⑪テイオーエナジー 鴨宮祥行騎手 2番人気
⑫アワジノサクラ 大柿一真騎手 9番人気
いつものように抜群のスタートを決めたのはマイタイザン。
2番手にメイプルグレイトが付け、テイオーエナジーが3番にポジショニング。
連覇を狙うジンギは4番手からの競馬。それをマークするようにエイシンニシパが続いた。
兵庫ダービー馬スマイルサルファー、C3からの叩き上げでオープンまで上り詰めたアワジノサクラは中団の後ろからレースを進めた。
テーオーエナジー、ジンギ、エイシンニシパの橋本厩舎の3頭が縦一列で並ぶ展開に。
2週目の勝負どころで動いたのはジンギ。3コーナー付近で先頭に立った。
外からテーオーエナジーが並び、その後ろからエイシンニシパが接近。
人気の橋本厩舎の3頭が4角手前で抜け出した。
直線では堂々と抜け出したジンギ。エイシンニシパが2番手に進出。
テーオーエナジーは直線半ばで後退。外からスマイルサルファー、エイシンナセルが追い込んで来る。
早めに動いたジンギの脚色はまったく衰えず、最後は1馬身3/4差でエイシンニシパを退けて勝利した。
3着には後方から追い上げた9歳馬のエイシンナセルが入線。兵庫ダービー馬スマイルサルファー4着。生え抜きのアワジノサクラが5着に食い込み、テーオーエナジーは6着に敗れた。
ジンギにとって、これが重賞通算8勝目。園田金盃連覇はアラブ時代のスマノヒット以来35年ぶりで、サラブレッド導入後は初めて。
田中学騎手は今年9度目の重賞制覇は自己記録。騎手の同レース連覇は21年ぶりとなった。
橋本忠明師は昨年に続くワン・ツーフィニッシュ。調教師の連覇も18年ぶりの記録となった。
今年は『白鷺賞』『兵庫大賞典』『姫山菊花賞』に続く4度目のタイトル獲得で、2年連続の度代表馬は確定的となった。
写真:齋藤寿一
12月号更新、クローズアップ:尾林幸二 調教師/ コラム
2021年12月1日
12月号更新しました。
クローズアップ:尾林幸二 調教師
タイトル:人間も馬も鍛えてなんぼ
2021年10月14日、秋晴れの下で行われた『第14回 兵庫若駒賞』は1番人気のガリバーストームが優勝。開業16年目、管理する尾林幸二調教師にとって、嬉しい重賞初タイトルを手にした瞬間だった。…
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コラム:青木るえか
タイトル:ぽっ…
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