兵庫JG2021フォトレポート
2021年11月29日
第23回目を迎えた『兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)』は、2番人気の支持を受けたセキフウ(牡2・武幸四郎厩舎)が優勝!3連勝で重賞ウイナーに輝いた。騎乗したミルコ・デムーロ騎手は一昨年に続き、同レース2度目の制覇。武幸四郎調教師は兵庫のダートグレードは初制覇となった。
レース結果コチラ>>>
◆出走馬
①ネフィリム(JRA) 浜中俊騎手 6番人気
②イネッサ 大山龍太郎騎手 11番人気
③エンリル(北海道) 桑村真明騎手 4番人気
④イチローイチロー(JRA) 岩田康誠騎手 7番人気
⑤コンバスチョン(JRA) 三浦皇成騎手 1番人気
⑥ヒストリックノヴァ(大井) 矢野貴之騎手 3番人気
⑦トモノボーイ(JRA) 菅原明良騎手 8番人気
⑧プライルード(大井) 吉村智洋騎手 5番人気
⑨バウチェイサー 笹田知宏騎手 9番人気
⑩セキフウ(JRA) ミルコ・デムーロ騎手 2番人気
⑪ドームサウナ 杉浦健太騎手 12番人気
⑫ワイドオープン 竹村達也騎手 10番人気
スタートよく飛び出したのは地元のバウチェイサー。
2番手には大井のプライルード。人気を分け合うセキフウとコンバスチョン続く。
エンリルやヒストリックノヴァなどの人気各馬が前のグループを形成した。
軽快に飛ばすバウチェイサーにプライルードが後ろの動きを警戒しながら追走。
3角手前でコンバスチョンとセキフウが並んで追い上げ態勢に入る。
そのあとにエンリルが続き、ヒストリックノヴァはその後ろとなった。
直線に向いてもバウチェイサーがしぶとく粘っていたが、直線半ばで外からコンバスチョンが抜け出していく。
セキフウは前が塞がり立て直す苦しい展開に。
それでも馬群をこじ開け、セキフウが抜け出す。
最後は人気両馬の争いとなったが、わずかにクビ差でセキフウが先着。
3着にはプライルード、地元のバウチェイサーは大健闘の4着だった。
ミルコ・デムーロ騎手は2年ぶり2度目の同レース制覇。
「賢い馬」とセキフウを評していた。
武幸四郎調教師は園田での重賞は初制覇となった。
3戦目で初勝利を挙げてから怒涛の3連勝。深い地方競馬のダートもこなし、馬群を捌く根性も秀逸。今後のダートグレード戦線での活躍が楽しみだ。
写真:齋藤寿一
第23回 兵庫ジュニアグランプリ:情報ページ公開中!
2021年11月24日
『第23回 兵庫ジュニアグランプリ』
11/25(木)
過去10年間のレース結果など
盛りだくさんの内容です。是非ご覧ください。
>ページはコチラから
レースは11/25(木)発走!!
楠賞2021フォトレポート
2021年11月5日
『楠賞』は、3年前に条件を変更して再スタートした。全国交流の1400m戦として生まれ変わり、これまで他地区の強豪が常に制していたが、今年は地元のイグナイター(牡3・新子雅司厩舎)が優勝。兵庫移籍後4戦目で重賞初制覇を成し遂げた。騎乗していた田中学騎手は、今年に入って8度目の重賞制覇で、通算65勝目。管理する新子雅司調教師は43度目のタイトル獲得となった。
レース結果はコチラ>>>
◆出走馬
①マルカフォルトゥナ 長尾翼玖騎手 9番人気
②ブラックマンバ(高知) 岡村卓弥騎手(高知) 7番人気
③イグナイター 田中学騎手 2番人気
④トミケンシャイリ(名古屋) 今井貴大騎手(名古屋) 4番人気
⑤ワールドリング(船橋) 張田昂騎手(船橋) 1番人気
⑥リュウノシンゲン(川崎) 御神本訓史騎手(大井) 3番人気
⑦ジョーロノ(浦和) 左海誠二騎手(船橋) 6番人気
⑧エイシンビッグボス 下原理騎手 5番人気
⑨エイシンリボーン 竹村達也騎手 8番人気
逃げると思われていたトミケンシャイリとジョーロノが揃って出遅れとなる波乱の幕開け。
逆に好スタートを切ったのがイグナイター。労せずハナに立った。
2番手にリュウノシンゲン、ジョーロノが巻き返して3番手まで浮上。
エイシンビッグボス、エイシンリボーンと続き、ワールドリングは後方からの展開となった。
引き付けるのではなく、速い流れを作りながら逃げるイグナイター。
後続も追い上げ態勢に入るが、なかなか前との差が詰まらない。
4角ではさらに突き放すイグナイター。2番手はリュウノシンゲン、そのあとからエイシンビッグボス、エイシンリボーンが続く。
ようやく追い上げるワールドリングはまだ5番手争いで伸びあぐねている。
直線でも独走状態のイグナイターは、半ばで既に勝利を確信できるほどの着差がついていた。
懸命に粘ったリュウノシンゲンが2着、エイシンビッグボスが3着に。そして最後に差を詰めたワールドリングが4着に食い込んだ。
勝ち時計の1分28秒2は、いまの馬場を考えるとかなり優秀で、過去の勝ち馬と比較しても遜色のない力量だと想像がつく。
仮に他地区の馬が出遅れていなくても、楽勝したのではないかと思わせる強さだった。
「ハナに立った時点で勝ったと思いました」と自信に満ちあふれたコメントの新子師。
次の目標に『兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)』(12月22日)を予定。地方馬初、地元馬初の優勝を叶えてくれそうな期待感が大きく膨らむ。
写真:齋藤寿一
11月号更新、クローズアップ:広瀬航 騎手/ コラム
2021年11月2日
10月号更新しました。
クローズアップ:広瀬 航 騎手
タイトル:ワタル流ポジティブシンキング
2017年からは常にリーディング10位内をキープ。
昨年は自身最多となる年間87勝を挙げるなど、
キャリアを重ねるごとに成績を上げている広瀬航騎手。…
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コラム:乗峯栄一
タイトル:ああ、JBC
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