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兵庫JG2021フォトレポート

第23回目を迎えた『兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)』は、2番人気の支持を受けたセキフウ(牡2・武幸四郎厩舎)が優勝!3連勝で重賞ウイナーに輝いた。騎乗したミルコ・デムーロ騎手は一昨年に続き、同レース2度目の制覇。武幸四郎調教師は兵庫のダートグレードは初制覇となった。

 

 

レース結果コチラ>>>

 

◆出走馬

 

①ネフィリム(JRA) 浜中俊騎手 6番人気

 

②イネッサ 大山龍太郎騎手 11番人気

 

③エンリル(北海道) 桑村真明騎手 4番人気

 

④イチローイチロー(JRA) 岩田康誠騎手 7番人気

 

⑤コンバスチョン(JRA) 三浦皇成騎手 1番人気

 

⑥ヒストリックノヴァ(大井) 矢野貴之騎手 3番人気

 

⑦トモノボーイ(JRA) 菅原明良騎手 8番人気

 

⑧プライルード(大井) 吉村智洋騎手 5番人気

 

⑨バウチェイサー 笹田知宏騎手 9番人気

 

⑩セキフウ(JRA) ミルコ・デムーロ騎手 2番人気

 

⑪ドームサウナ 杉浦健太騎手 12番人気

 

⑫ワイドオープン 竹村達也騎手 10番人気

 

スタートよく飛び出したのは地元のバウチェイサー。

 

2番手には大井のプライルード。人気を分け合うセキフウとコンバスチョン続く。

 

エンリルやヒストリックノヴァなどの人気各馬が前のグループを形成した。

 

軽快に飛ばすバウチェイサーにプライルードが後ろの動きを警戒しながら追走。

 

3角手前でコンバスチョンとセキフウが並んで追い上げ態勢に入る。

 

そのあとにエンリルが続き、ヒストリックノヴァはその後ろとなった。

 

直線に向いてもバウチェイサーがしぶとく粘っていたが、直線半ばで外からコンバスチョンが抜け出していく。

 

セキフウは前が塞がり立て直す苦しい展開に。

 

それでも馬群をこじ開け、セキフウが抜け出す。

 

最後は人気両馬の争いとなったが、わずかにクビ差でセキフウが先着。

 

3着にはプライルード、地元のバウチェイサーは大健闘の4着だった。

 

ミルコ・デムーロ騎手は2年ぶり2度目の同レース制覇。

 

「賢い馬」とセキフウを評していた。

 

武幸四郎調教師は園田での重賞は初制覇となった。

 

3戦目で初勝利を挙げてから怒涛の3連勝。深い地方競馬のダートもこなし、馬群を捌く根性も秀逸。今後のダートグレード戦線での活躍が楽しみだ。

 

写真:齋藤寿一

第23回 兵庫ジュニアグランプリ:情報ページ公開中!

『第23回 兵庫ジュニアグランプリ』
11/25(木)

過去10年間のレース結果など
盛りだくさんの内容です。是非ご覧ください。
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レースは11/25(木)発走!!

楠賞2021フォトレポート

『楠賞』は、3年前に条件を変更して再スタートした。全国交流の1400m戦として生まれ変わり、これまで他地区の強豪が常に制していたが、今年は地元のイグナイター(牡3・新子雅司厩舎)が優勝。兵庫移籍後4戦目で重賞初制覇を成し遂げた。騎乗していた田中学騎手は、今年に入って8度目の重賞制覇で、通算65勝目。管理する新子雅司調教師は43度目のタイトル獲得となった。

 

 

レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬

 

①マルカフォルトゥナ 長尾翼玖騎手 9番人気

 

②ブラックマンバ(高知) 岡村卓弥騎手(高知) 7番人気

 

③イグナイター 田中学騎手 2番人気

 

④トミケンシャイリ(名古屋) 今井貴大騎手(名古屋) 4番人気

 

⑤ワールドリング(船橋) 張田昂騎手(船橋) 1番人気

 

⑥リュウノシンゲン(川崎) 御神本訓史騎手(大井) 3番人気

 

⑦ジョーロノ(浦和) 左海誠二騎手(船橋) 6番人気

 

⑧エイシンビッグボス 下原理騎手 5番人気

 

⑨エイシンリボーン 竹村達也騎手 8番人気

 

逃げると思われていたトミケンシャイリとジョーロノが揃って出遅れとなる波乱の幕開け。

 

逆に好スタートを切ったのがイグナイター。労せずハナに立った。

 

2番手にリュウノシンゲン、ジョーロノが巻き返して3番手まで浮上。

 

エイシンビッグボス、エイシンリボーンと続き、ワールドリングは後方からの展開となった。

 

引き付けるのではなく、速い流れを作りながら逃げるイグナイター。

 

後続も追い上げ態勢に入るが、なかなか前との差が詰まらない。

 

4角ではさらに突き放すイグナイター。2番手はリュウノシンゲン、そのあとからエイシンビッグボス、エイシンリボーンが続く。

 

ようやく追い上げるワールドリングはまだ5番手争いで伸びあぐねている。

 

直線でも独走状態のイグナイターは、半ばで既に勝利を確信できるほどの着差がついていた。

 

懸命に粘ったリュウノシンゲンが2着、エイシンビッグボスが3着に。そして最後に差を詰めたワールドリングが4着に食い込んだ。

 

勝ち時計の1分28秒2は、いまの馬場を考えるとかなり優秀で、過去の勝ち馬と比較しても遜色のない力量だと想像がつく。

 

仮に他地区の馬が出遅れていなくても、楽勝したのではないかと思わせる強さだった。

 

「ハナに立った時点で勝ったと思いました」と自信に満ちあふれたコメントの新子師。

 

次の目標に『兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)』(12月22日)を予定。地方馬初、地元馬初の優勝を叶えてくれそうな期待感が大きく膨らむ。

 

写真:齋藤寿一

 

11月号更新、クローズアップ:広瀬航 騎手/ コラム

10月号更新しました。

クローズアップ:広瀬 航 騎手
タイトル:ワタル流ポジティブシンキング

2017年からは常にリーディング10位内をキープ。
昨年は自身最多となる年間87勝を挙げるなど、
キャリアを重ねるごとに成績を上げている広瀬航騎手。…
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コラム:乗峯栄一
タイトル:ああ、JBC
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