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10月号更新、クローズアップ:木本直 騎手/ コラム

10月号更新しました。

クローズアップ:木本 直 騎手
タイトル:紆余曲折を経て見つけた場所

1月に月間10勝を挙げる最高のスタートを切った木本直騎手は5月には早くも1,2年目の年間22勝を超え、
現在キャリアハイを日々更新中である。…
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コラム:青木るえか
タイトル:注射キライ…
>コラムはコチラから

園田CC2021フォトレポート

西日本交流『第18回 園田チャレンジカップ』が行われ、コウエイアンカ後方から見事な追い込みを決めて優勝。4連勝で重賞初制覇を飾った。騎乗していた大山真吾騎手はこれが通算16勝目の重賞タイトル。今年はダービー二冠など3勝目の重賞勝ちとなった。管理する保利良平調教師は2019年『園田クイーンセレクション』以来の重賞制覇となった。

 

 

 

レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬

 

①メイショウアワジ(名古屋) 丸山真一騎手(名古屋) 9番人気

 

②ダノングッド(高知) 多田羅誠也騎手(高知) 3番人気

 

③メイプルグレイト 〓競走除外〓

 

④エイシンエンジョイ 下原理騎手 4番人気

 

⑤サクラレグナム(高知) 赤岡修次騎手(高知) 6番人気

 

⑥コウエイアンカ 大山真吾騎手 2番人気

 

⑦ダノンジャスティス(高知) 倉兼育康騎手(高知) 5番人気

 

⑧ナチュラリー 笹田知宏騎手 7番人気

 

⑨リコーヴィッカース 田野豊三騎手 8番人気

 

⑩ハナブサ 広瀬航騎手 1番人気

 

人気の一角、逃げ馬のメイプルグレイトが競走除外でハナ争いに注目が集まったが、エイシンエンジョイが先手を奪った。

 

ナチュラリーはそれほど抵抗せず2番手に落ち着く。その後ろに高知の3頭が続く。

 

ハナブサは7番手を進んだ。その後ろでコウエイアンカはいつものようにじっくり構えた。

 

前半は意外にもスローで流れたが、後半に入ってさすがに古馬の重賞らしく一気にペースアップ。

 

 

エイシンエンジョイが粘って迎えた直線。外からハナブサが追い上げるがいつものような伸び脚が見られない。

 

そこへ大外からコウエイアンカが襲い掛かる。最内からはダノングッドが接近!

 

最後は決め手に優るコウエイアンカが差し切って優勝!

 

内ピッタリを回ったダノングッドは3/4馬身差で敗れた。逃げたエイシンエンジョイが3着に粘り、1番人気のハナブサは4着に終わった。

 

確実な末脚で3連勝する絶好調で迎えた重賞。スローの上がり勝負となっても切れ味衰えず4連勝で重賞初制覇を成し遂げた。

 

大山真吾騎手は、今年はダービー二冠に輝くなど充実。今年の3勝目の重賞勝ちとなった。

 

保利良平師はこれが今年の43勝目で、昨年のキャリアハイ(47勝)クリアは最早時間の問題。

 

次走は『兵庫ゴールドカップ』(10月15日・1230m)を予定。得意距離でさらに注目が集まりそうだ。

 

写真:齋藤寿一

園田PC2021フォトレポート

今年で23回目を迎えた『園田プリセンスカップ』が行われ、ホッカイドウ競馬からの遠征馬で、3番人気のグラーツィアが逃げ切って快勝。同馬にとっての初重賞制覇となった。管理する田中淳司調教師は兵庫重賞通算5勝目。騎乗していた田中学騎手は今年5勝目の重賞制覇で、通算62勝目のタイトルとなった。

 

 

レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬

①スティールノーヴァ(道営) 吉村智洋騎手 1番人気

 

②アンサン 松木大地騎手 2番人気

 

③アダラ 杉浦健太騎手 〓競走除外〓

 

④グラーツィア(道営) 田中学騎手 3番人気

 

⑤パシャディーバ 中田貴士騎手 11番人気

 

⑥ダイヤモンドダスト 笹田知宏騎手 9番人気

 

⑦ラッキーライズ 大山真吾騎手 8番人気

 

⑧イナリ 佐々木世麗騎手 10番人気

 

⑨リュウノアンジェラ(高知) 郷間勇太騎手 5番人気

 

⑩ベニヒメ(川崎) 川原正一騎手 6番人気

 

⑪メイプルシスター 鴨宮祥行騎手 4番人気

 

⑫シルバーブリス 下原理騎手 7番人気

 

スタート前にゲート内でアダラが暴れて除外。煽りを喰ってグラーツィアが放馬したが検査結果は問題なく無事に出走した。

 

ハナを切ってレースをしてきた若駒が揃っただけに、各馬前を取りに行く。

 

その中でハナを制したのはグラーツィアだった。2番手にベニヒメ、3番手にアンサンの順。

 

スティールノーヴァはすんなり控えて中団からレースを進めた。

 

グラーツィアが作る淀みのないペースの中で、ベニヒメが早々と脱落。

 

アンサンも必死でついて行くが次第に突き放される。そこへスティールノーヴァが追い上げる展開に。

 

直線では道営2頭のマッチレースの様相。

 

流れからは追い上げるスティールノーヴァが優勢に見えたが、グラーツィアがもうひと伸びを見せる。

 

最後は3馬身差をつけてグラーツィアが逃げ切った。

 

アンサンは最後は一杯になりながらも、なんとか粘り通して3着を死守。追い上げたラッキーライズ、シルバーブリスが4、5着に続いた。

 

スタート前にアクシデントがあり、放馬までしたにもかかわらず、3馬身差で逃げ切るとは強すぎる。

 

田中騎手の「メンタルが強い」の言葉通りのレースぶりだった。

 

同馬はこれで6戦3勝とし、初の重賞制覇。ホッカイドウ競馬のレベルの高さを改めて感じさせる結果となった。

 

写真:齋藤寿一

 

 

 

 

 

園田AT2021フォトレポート

3歳秋の王座を決める『第4回 園田オータムトロフィー』が行われ、2番人気のエイシンビッグボスが逃げ切って優勝。通算8勝目で、遂に初重賞制覇を成し遂げた。管理する橋本忠明調教師は今年5度目の重賞制覇で通算32勝目のタイトル。同レースは3年ぶり2度目の制覇。騎乗した下原理騎手は同レースは昨年からの連覇を達成。通算では75勝目の重賞勝ちとなった。

 

 

レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬

 

①アポロハクジャ 広瀬航騎手 8番人気

 

②ビルボードクィーン 吉村智洋騎手 5番人気

 

③クレモナ 田中学騎手 3番人気

 

④エイシンビッグボス 下原理騎手 2番人気

 

⑤トリニティノット 中田貴士騎手 9番人気

 

⑥オリエンタルメラク 永井孝典騎手 4番人気

 

⑦インプルーヴ 杉浦健太騎手 7番人気

 

8ビーザベスト 笹田知宏騎手 1番人気

 

⑨ビーザベスト 田野豊三騎手 6番人気

 

好スタートを決めたエイシンビッグボスがトライアル同様ハナに立つ。

 

ビーザベストは2番手、ニジイロが3番手に付けた。

 

好位の内にトリニティノット。クレモナ、オリエンタルメラクなどは後方からとなった。

 

トライアルのときより早めにスパートを開始したエイシンビッグボス。

 

食い下がるビーザベスト。この時点でニジイロが後退。

 

好位で脚を溜めていたトリニティノットが替わって3番手に進出。

 

瞬発力に勝るビーザベストは、しぶとさ比べに持ち込みまれ、思ったほどの末脚が繰り出せない。

 

その内側からスルスルとトリニティノットが接近!

 

さらに先頭にまで迫る勢いとなったが、エイシンビッグボスが3/4馬身差で振り切った。

 

エイシンビッグボスは同距離では初勝利で、嬉しい初重賞制覇。トリニティノットは惜しい2着で、秋になり確かな成長を感じさせるレースぶりだった。ビーザベストは終始外を回らされる展開も響き、3着に敗れた。得意の上がり勝負の形にも持ち込ませてもらえなかった。

 

してやったりの下原理騎手。

 

通算75勝目のタイトルは、自身の持つ兵庫生え抜き重賞勝利数記録の更新となった。

 

橋本忠明師は自信を持って臨み、トライアルの借りをキッチリと返した。

 

次走は11月2日の『楠賞』を目標とする。

 

今度は得意の1400m戦、同期のライバル、他地区の強豪を相手に、どんなレースができるかいまから楽しみだ。

 

写真:齋藤寿一

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