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7月号更新、クローズアップ:大山真吾 騎手・コラム

7月号更新しました。

クローズアップ:大山 真吾 騎手
タイトル:ダービージョッキー誕生秘話

デビュー18年目、通算15度目の挑戦。
スマイルサルファー(セ3・渡瀬寛彰厩舎)とのコンビで『兵庫ダービー』を制覇。
晴れてダービージョッキーの称号を手に入れた大山真吾騎手。…
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コラム:乗峯栄一
タイトル:園田最強タッグ
>コラムはコチラから

園田FCスプリント2021フォトレポート

ワンターンで決着する820mの瞬撃戦『園田FCスプリント』が行われ、昨年の2着馬ダノングッド(高知)が昨年の雪辱を果たす見事なレースぶりで快勝!同馬にとっては2度目の重賞制覇となった。管理する別府真司調教師は、これが兵庫での初の重賞制覇。騎乗した金沢(高知遠征中)の畑中信司騎手も兵庫での初重賞制覇となった。

 

レース結果はコチラ>>>

 

 

◆出走馬

 

①コウエイアンカ 大山真吾騎手 8番人気

 

②ブレイクフリー 吉村智洋騎手 5番人気

 

③ダノンジャスティス(高知) 倉兼育康騎手(高知) 1番人気

 

④タガノカピート 笹田知宏騎手 4番人気

 

⑤エイシンエンジョイ 下原理 4番人気

 

⑥コンドルヒデオ 松木大地騎手 10番人気

 

⑦エッシャー 広瀬航騎手 7番人気

 

⑧ガロ 大柿一真「騎手 11番人気

 

⑨ダノングッド(高知) 畑中信司騎手(金沢) 6番人気

 

⑩ブランオラージュ 田中学騎手 3番人気

 

⑪サトノグリッター(高知) 岡村卓也騎手(高知) 9番人気

 

バラついたスタートの中、昨年の覇者エイシンエンジョイがダッシュを利かせる。

 

そこへブレイクフリー、エッシャーなどが絡んで先行激化。

 

1番人気のダノンジャスティス、昨年2着のダノングッドなどが好位グループを形成。

 

その後ろにブランオラージュ、一昨年の覇者タガノカピートは先行争いに加わることができなかった。

 

4コーナーで外から進出したダノングッドが良い手応えで先頭を捉える。

 

直線で堂々と抜け出すダノングッド。

 

粘るブレイクフリーの内をすくうようにブランオラージュが接近。

 

外側からはダノンジャスティスが追い上げてくる。

 

2番手争いが大激戦になる中、ダノングッドが突き抜ける。

 

最後は6馬身差と同レース最多着差で圧勝!2着はブランオラージュ、3着にダノンジャスティス。連覇を狙ったエイシンエンジョイは5着に敗れた。

 

昨年はスタートで後手に回り苦しい展開ながら、豪脚で2着。その悔しさを晴らすような圧勝劇だった。

 

金沢から騎手不足のため高知に応援騎乗中の畑中信司騎手は、兵庫での初重賞勝ちとなった。

 

別府真司調教師も兵庫での初重賞勝ちで喜びを弾けさせた。

 

9歳になり衰えを感じさせる近走からの大変身。園田820mという絶好の舞台が実力馬を蘇らせた。

 

写真:齋藤寿一

兵庫ダービー2021フォトレポート

3歳頂点を決める『第22回 兵庫ダービー』が行われた。ゴール前では3頭が横一線となる大激戦の末、スマイルサルファーが大外から差し切って優勝。重賞初制覇で、今年の兵庫3歳の頂点に立った。騎乗した大山真吾騎手はデビューから18年目、15度目の挑戦で晴れてダービージョッキーの称号を手にした。管理する渡瀬寛彰調教師は開業から7年目でダービートレーナーに輝いた。

 


レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬

 

①エイシンイナズマ 下原理騎手 3番人気

 

②ハングタイム 竹村達也騎手 9番人気

 

③スマイルサルファー 大山真吾騎手 4番人気

 

④マンテーニャ 川原正一騎手 5番人気

 

⑤サラコナン 田中学騎手 1番人気

 

⑥シェナキング 吉村智洋騎手 2番人気

 

⑦カールスバート 鴨宮祥行騎手 10番人気

 

⑧エイシンヒビキ 広瀬航騎手 6番人気

 

⑨エイシンピストン 木本直騎手 7番人気

 

⑩ウォニー 板野央騎手 12番人気

 

⑪サルバトーレミノル 杉浦健太騎手 8番人気

 

⑫アウワ 笹田知宏騎手 11番人気

 

人気薄のサルバトーレミノルが好発を決めてハナへ。

 

1番人気のサラコナンが2番手に。エイシンイナズマは3番手からの競馬。

 

菊水賞馬シェナキングは早めの4番手からの競馬。

 

マンテーニャ先行できず中団から。スマイルサルファーも中団に取り付いた。

 

折りからの前残りの馬場が、それぞれを前へ前へと押し上げさせる。

 

3コーナーでまずはサラコナンが抜け出す。

 

そこへシェナキングが接近。エイシンイナズマも差のない3番手。スマイルサルファーも脚を伸ばす。

 

直線入り口でシェナキングが先頭に躍り出た。

 

そこへエイシンイナズマと大外からスマイルサルファーも襲い掛かる。

 

粘るシェナキングにエイシンイナズマ、スマイルサルファーと大激戦!

 

全く横一線のゴール!わずかの差で勝ったのはスマイルサルファーだった。

 

大山真吾騎手にとって18年目、15度目のダービー挑戦で、ダービージョッキー称号を得た。

 

渡瀬寛彰調教師は通算重賞3勝目が、念願のダービー制覇となった。

 

この日はスタッフが競馬場に集結。チーム一丸となってダービー制覇を見届けた。

 

スマイルサルファーは重賞4度目の挑戦で初制覇。そして史上初、セン馬の兵庫ダービー馬の誕生となった。

 

写真:齋藤寿一

六甲盃2021フォトレポート

唯一の2400mの重賞『六甲盃』が行われ、2番人気に支持されたトーセンブル(牡6・船橋)が優勝。同馬にとって初の重賞勝ちで、管理する山中尊徳調教師にとっても嬉しい初重賞制覇となった。騎乗していた下原理騎手は同レース4度目の制覇で、通算73勝目の重賞タイトル獲得となった。

 

 

レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬

 

①スギノグローアップ(大井) 川原正一騎手 6番人気

 

②ホーリーブレイズ(大井) 真島大輔騎手(大井) 3番人気

 

③エイシンニシパ 吉村智洋騎手 4番人気

 

④トーセンブル(船橋) 下原理騎手 2番人気

 

⑤コスモロブロイ(浦和) 吉井章騎手(大井) 8番人気

 

⑥ジンギ 田中学騎手 1番人気

 

⑦ストーミーバローズ 広瀬航騎手 11番人気

 

⑧タガノディグオ 笹田知宏騎手 9番人気

 

⑨エイシンミコノス 長谷部駿弥騎手 12番人気

 

⑩コスモバレット 鴨宮祥行騎手 7番人気

 

⑪タガノジーニアス 山田雄大騎手 10番人気

 

⑫ジョーダンキング(川崎) 藤本現暉騎手(大井) 5番人気

 

人気のジンギが好スタートを決める。

 

それを内から制してホーリーブレイズがハナを奪う。

 

ジンギは2番手に落ち着きコスモバレット、エイシンニシパと続く。

 

トーセンブルは中団。スギノグローアップがその後ろにつけた。

 

長丁場の六甲盃、1週目のスタンド前にかかる。

 

ホーリーブレイズは超スローの形には持ち込まず、他の各馬も極端にかかるしぐさは見せなかった。

 

2週目の向正面で突き放していくホーリーブレイズ。

 

人気のジンギは当然前を捕まえに動き始める。

 

それをマークするように進出するトーセンブル。

 

人気上位の3頭が抜け出して直線を迎える。

 

ホーリーブレイズが粘るところへ、馬場の5分どころを通って追い上げるジンギ。

 

そこへひたひたと詰め寄るトーセンブル。

 

先に抜け出したジンギに並びかけるトーセンブル。

 

最後はトーセンブルが差し切って優勝。ジンギは自ら動いた分が響き2着になったが負けて強しの内容だ。

 

トーセンブルは17度目の重賞挑戦で、念願のタイトル奪取を決めた。

 

下原理騎手は珍しく重賞勝ちから遠ざかっていて、半年ぶりの重賞制覇となった。

 

開業13年目、山中尊徳師にとって、嬉しい重賞初制覇となった。

 

南関東勢の層の厚さを見せつけたトーセンブル。それでも『六甲盃』が強豪が集う長距離戦として、全国レベルの地位を築くレースに成長してもらいたい。

 

写真:齋藤寿一

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