菊水賞2021フォトレポート
2021年05月10日
2歳王者不在で行われた3歳三冠初戦の『菊水賞』は、2番人気のシェナキングが優勝。デビュー13戦、4勝目が嬉しい初重賞制覇となった。騎乗した吉村智洋騎手は今年早くも4勝目の重賞Vで通算31勝目。管理する山口浩幸調教師は7度目のタイトル獲得となった。
◆出走馬
①エールソングス 大柿一真騎手 10番人気
②カールスバート 下原理騎手 9番人気
③ハングタイム 竹村達也騎手 11番人気
④サラコナン 田中学騎手 1番人気
⑤クルゼイロ 渡瀬和幸騎手 6番人気
⑥エイシンヒビキ 川原正一騎手 8番人気
⑦パールプレミア 笹田知宏騎手 4番人気
⑧エイシンイナズマ 永井孝典騎手 3番人気
⑨シェナキング 吉村智洋騎手 2番人気
⑩エイシンリボーン 広瀬航騎手 7番人気
⑪アウワ 井上幹太騎手 12番人気
⑫スマイルサルファー 大山真吾騎手 5番人気
1番枠のエールソングスがハナを奪う。
エイシンヒビキは2番手からの競馬に。
パールプレミア、サラコナンが3、4番手を追走。
スマイルサルファーが中団から、その後ろにシェナキングがつけた。
2週目の向正面に入るとパールプレミアが動き、押し出される形でエイシンヒビキが先頭に替わる。
そこへスマイルサルファーとシェナキングが接近する。
1番人気のサラコナンは勝負どころでもたつき置かれる展開に。
直線は懸命に粘るエイシンイナズマに、シェナキングが襲い掛かる。
3番手はスマイルサルファーが粘るところへエイシンヒビキが急接近。
ゴール前ではシェナキングがキッチリ前を捉えて優勝。永井騎手の初重賞制覇はならず、エイシンイナズマは2着に。
最後の追い上げでエイシンヒビキが3着に入り、スマイルサルファーは4着。サラコナン5着に敗れた。
テン乗りでもキッチリ勝利に導いた吉村智洋騎手。今年早くも4勝目の重賞勝ちとなった。
山口浩幸師にとって、2017年『園田金盃』をサウスウインドで制覇して以来の重賞勝ちとなった。
次は『兵庫ダービー』で二冠制覇を狙う。
写真:齋藤寿一