2月号更新、クローズアップ、コラム他
2021年02月1日
2月号更新しました。
クローズアップ:木村 健 調教師
タイトル:とにかく無事に走らせたい
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コラム:青木るえか
タイトル:人は見かけで判断するな
>コラムはコチラから
>『うまのしごと』第三回
2021年02月1日
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2021年01月19日
第22回目を迎えた『兵庫クイーンセレクション(昨年までの園田QS)』は初めて姫路競馬場を舞台に行われた。今回から西日本交流(昨年までは東海・北陸・近畿交流)として行われ、名古屋からの遠征馬ニジイロが優勝。名古屋勢としては4年ぶりの同レース制覇となった。騎乗した渡邊達也騎手は兵庫重賞は2勝目。管理する川西毅調教師は同レース3勝目で、兵庫重賞は通算4勝目となった。
◆出走馬
①ハナウタマジリ(笠松) 川原正一騎手 8番人気
②オンドレースンドレ 石堂響騎手 12番人気
③クーシェル 鴨宮祥行騎手 9番人気
④マルカフォルトゥナ 田中学騎手 6番人気
⑤マイプレシャスワン(笠松) 竹村達也騎手 11番人気
⑥フセノチェリー 吉村智洋騎手 3番人気
⑦アイルビーゼア 下原理騎手 1番人気
⑧ナットグレースワン 大山真吾騎手 7番人気
⑨ティーティーエイト 田野豊三騎手 5番人気
⑩ニジイロ(名古屋) 渡邊達也騎手(笠松) 4番人気
⑪ユナチャン 松木大地騎手 2番人気
⑫ラヴリンインパクト 山田雄大騎手 10番人気
スタートでは各馬が何がなんでもという形ではなく、落ち着いた先行争いに。
結局、馬なりでクーシェルが先頭、2番手にマルカフォルトゥナが付けた。
逃げて結果を残してきた名古屋のニジイロは敢えて控える展開に。
フセノチェリーがその後ろに構え、アイルビーゼア、ユナチャンらは中団からレースを進めた。
3コーナーではマルカフォルトゥナが先頭に躍り出る。
それに続いてニジイロも動き、2頭が抜け出す展開に。
マルカに外に振られながらも、力強く抜け出して行くニジイロ。
フセノチェリーにユナチャンが迫る3番手争いに。アイルビーゼアは失速。
控える形でも鮮やかに差し切ったニジイロ。
マルカフォルトゥナが2着を粘り、ユナチャンが3着に。
渡邊達也騎手は初めての姫路競馬で見事に勝利。兵庫重賞2勝目となった。
管理する川西調教師は同レース3勝目、通算4勝目の兵庫重賞制覇となった。
これからの笠松を背負って立つ活躍が期待される渡邊達也騎手。今後も注目だ。
写真:齋藤寿一
2021年01月5日
令和2年度優秀馬選考会が行われ、選考委員15名の投票でそれぞれの最優秀馬を選出。その中から代表馬を決定した。
選考結果は次の通り。
※年齢表記は昨年のもの
※戦績は、昨年の兵庫在籍時のもの
◆年度代表馬 最優秀4歳以上中長距離馬
ジンギ(牡4・橋本忠明厩舎)
馬主:(株)ラ・メール
戦績:10戦【7-3-0-0】
重賞成績
園田金盃 1着
摂津盃 1着
兵庫大賞典 2着
姫山菊花賞 2着
◆最優秀2歳馬
ツムタイザン(牡2・大山寿文厩舎)
馬主:平野照子氏
戦績:5戦【4-0-0-1】
重賞成績
兵庫若駒賞 1着
園田ジュニアカップ 1着
◆最優秀3歳馬 最優秀牝馬
ステラモナーク(牝3・新子雅司厩舎)
馬主:野田善己氏
戦績:11戦【5-3-0-3】
重賞成績
菊水賞 1着
園田クイーンセレクション 1着
園田ユースカップ 1着
若草賞(名古屋) 1着
園田オータムトロフィー 1着
◆最優秀4歳以上短距離馬
エイシンエンジョイ(牡5・橋本忠明厩舎)
馬主:平井克彦氏
戦績:9戦【4-2-1-2】
重賞成績
白銀争覇(笠松) 1着
園田FCスプリント 1着
兵庫ゴールドカップ 1着
笠松グランプリ 1着
◆特別優秀馬
タガノゴールド(牡9・新子雅司厩舎)
馬主:八木秀之氏
戦績:5戦【2-2-0-1】
重賞成績
兵庫大賞典 1着
白鷺賞 1着
六甲盃、北國王冠(金沢) 2着
◆特別優秀馬
ディアタイザン(牡3・碇清次郎厩舎)
馬主:平野照子氏
戦績:8戦【4-1-1-2】
重賞成績
兵庫ダービー 1着
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰式は実施いたしません。
写真:斎藤寿一
2021年01月5日
新春を彩るハンデ重賞『新春賞』が行われ、3連覇を狙ったエイシンニシパが1番人気に応えて優勝。これで同馬は3連覇とし、通算4度目の新春賞制覇。さらに通算重賞勝利数12勝目となり、サラブレッド導入後の最多重賞勝利記録に並んだ。
騎乗した吉村智洋騎手は同レース3連覇で都合5勝目。通算28勝目の重賞制覇。管理する橋本忠明調教師は4度目の制覇で通算29勝目のタイトル獲得。
◆出走馬
①コスモヴァーズ 井上幹太騎手 12番人気
②マコトパパヴェロ 山田雄大騎手 6番人気
③オオエフォーチュン 広瀬航騎手 7番人気
④テツ 田中学騎手 8番人気
⑤サージュ 竹村達也騎手 11番人気
⑥アップクォーク 松木大地騎手 10番人気
⑦タガノディグオ 下原理騎手 3番人気
⑧ナムラヘラクレス 大山真吾騎手 4番人気
⑨エイシンニシパ 吉村智洋騎手 1番人気
⑩コスモバレット 鴨宮祥行騎手 5番人気
⑪タガノヴェリテ 笹田知宏騎手 9番人気
⑫ヒダルマ 川原正一騎手 2番人気
スタートを決めたのはナムラヘラクレス。
ダッシュを利かせて差を広げていく。エイシンニシパは離れた2番手に。
マコトパパヴェロ、ヒダルマ、テツ、オオエフォーチュンと続いた。
正面ではスタンド前では大逃げとなったナムラヘラクレス。
向正面に入っても大きなリード。
3コーナーでは徐々に差が詰まる。
中団の後ろにいたタガノディグオ、タガノヴェリテも追い上げる。
直線に入ってもしぶとく粘るナムラヘラクレス。
懸命に捕まえに行くエイシンニシパ。オオエフォーチュンが3番手に上がる。
最後の際どい勝負は写真判定に。
わずかにハナ差で、エイシンニシパが勝利!ナムラヘラクレスも重賞初挑戦で立派な2着。
同馬とともに3連覇、4度目の新春賞制覇の大偉業を成し遂げた吉村智洋騎手。
昨年大活躍、そして今年も好発進の橋本忠明調教師。
エイシンニシパはこれで3歳から6年連続重賞勝ち。ロードバクシンの記録を塗り替え、通算13勝目となる兵庫新記録が現実味を帯びてきた。
写真:齋藤寿一