園田ジュニアカップ2020フォトレポート
2021年01月5日
大晦日の締めくくりに行われる2歳重賞『園田ジュニアカップ』が行われ、1番人気のツムタイザンがその人気に応えて快勝。同馬はこれで『兵庫若駒賞』に続く重賞2勝目。堂々と2歳王者に輝いた。管理する大山寿文調教師も重賞2勝目。騎乗した杉浦健太騎手は、これが14勝目のタイトル獲得となった。
レース結果はコチラ
◆出走馬
①ワンナイトスタンド 田中学騎手 9番人気
②キングオブハーバー 下原理騎手 2番人気
③ナットグレースワン 田野豊三 8番人気
④ウーマナイザー 山田雄大騎手 10番人気
⑤ユナチャン 6番人気
⑥シェナキング 大柿一真騎手 3番人気
⑦クロゼイロ 吉村智洋騎手 5番人気
⑧アウワ 井上幹太騎手 11番人気
⑨ツムタイザン 杉浦健太騎手 1番人気
⑩ホットストリーク 大山真吾騎手 7番人気
⑪パールプレミア 笹田知宏騎手 4番人気
好スタートを決めたのはキングオブハーバー。パールプレミアも前へ。
ツムタイザンは控えて好位からレースを進める。
一旦、パールプレミアが前へ出て最初のコーナーを迎える。
結局、キングオブハーバーが逃げ、パールプレミアが2番手で落ち着き、新子厩舎の2頭が引っ張る形に。
ツムタイザンは3番手。人気の一角シェナキングは最後方からとなった。
スローで流れたが、2番手のパールプレミアが折り合いに苦労シーンが見られる。
その後ろからジワっと接近するツムタイザン。シェナキングが動き始める。
4コーナー手前で前を捉えたツムタイザン。
直線に向いたところでパールプレミアが脱落。
抜け出すツムタイザンと粘るキングオブハーバー。
そこへシェナキングが猛然と追い上げる。
それでも1馬身半の差をつけてツムタイザンが優勝。
最後方からよく追い上げたシェナキングが2着。こちらも力を十分に示した。
これで若駒賞に続く重賞2勝目で、堂々と2歳王者の座に輝いたツムタイザン。
初距離を克服し、2021年はさらに飛躍する。
ダービージョッキーに輝いた今年、最後の重賞も見事に締めくくった杉浦健太騎手。
重賞初出走、初制覇の偉業を達成し、さらに重賞2勝目となった大山寿文調教師。
新年は、ツムタイザンを中心に三冠路線が繰り広げられる。
写真:齋藤寿一
1月号更新、クローズアップ、コラム他
2021年01月1日
1月号更新しました。
新年あけましておめでとうございます。
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クローズアップ:兵庫ジョッキーズ
タイトル:兵庫ジョッキーズの抱負2021
>CLOSE UPはコチラから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※一部、騎手名に誤りがありましたが、現在は修正しています。ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
コラム:乗峯栄一
タイトル:個人的ヤングジョッキーズ・シリーズ
>コラムはコチラから
兵庫GT2020フォトレポート
2020年12月27日
ダートグレード短距離路線最終戦『第20回 兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)』が行われ、JRAのサクセスエナジーが勝利し、JRA勢としては第1回からの20連勝となった。同馬は重賞5勝目。騎乗した松山弘平騎手、管理する北出成人調教師はともに兵庫の重賞は初勝利となった。
レース結果はコチラ
◆出走馬
①サロルン(船橋) 赤岡修次(高知) 3番人気
②メイショウオオゼキ(名古屋) 12番人気
③サクセスエナジー(JRA) 松山弘平騎手 2番人気
④イルティモーネ 川原正一騎手 8番人気
⑤ベストマッチョ(川崎) 森泰斗騎手(船橋) 4番人気
⑥ナチュラリー 笹田知宏騎手 9番人気
⑦ゴールドクイーン(JRA) 下原理騎手 6番人気
⑧ツーエムマイスター(岩手) 大柿一真騎手 11番人気
⑨ナリタミニスター 吉村智洋騎手 7番人気
⑩トップウイナー(JRA) 和田竜二騎手 5番人気
⑪リョーノテソーロ 田中学騎手 10番人気
⑫ラプタス(JRA) 幸英明騎手 1番人気
逃げると思われた1番人気のラプタスがスタートで躓くアクシデント。
労せずハナを奪ったのは川崎のベストマッチョ。6枠のゴールドクイーン、ツーエムマイスターが続く。
トップウイナーは好位につけ、サロルンも敢えて逆らわず控えるレースを選択。サクセスエナジーは中団からの競馬。
スタートで後手に回ったラプタスが動いて行き先団に取り付く。6枠両馬は早々と後退。サクセスエナジーが内から徐々に差を詰める。
ベストマッチョ、ラプタス、トップウイナーが競り合う後ろからサロルンが接近。3馬身ほど離れた位置にサクセスエナジーと地元のナリタミニスターが追走する4コーナー。
直線に向いて、トップウイナーが脱落。ベストマッチョとラプタスの2頭が抜け出す。
前の2頭に絞られたと思われたが、そこへサクセスエナジーが内をすくってみるみる接近。
3頭の激戦に持ち込んだ。その後ろにはナリタミニスターが4番手に上がり、サロルンが5番手に。
ゴール寸前にはベストマッチョが粘り、地方馬初の同レース制覇を成し遂げたと思わせたが…。
わずかにハナ差、底力にまさるサクセスエナジーが激戦を制していた。ベストマッチョも大健闘の惜しい2着。ラプタスはスタートで後手に回り、強引な追い上げを見せながらも差のない3着と、さすがの実力を示した。
JRAでは牝馬三冠制覇と大活躍だった松山弘平騎手。
意外にも園田の重賞は初制覇となった松山騎手。
「来年はフェブラリーステークスを目指そうかと思います」とさらなる躍進を誓う北出調教師。
中団に控えるこれまでとは違うレースぶり、さらに馬体が22kg増、ハンデ頭の58.5キロを背負うなど不利な材料を見事に克服したサクセスエナジー。来年の進化系路線が楽しみになる勝ちっぷりだった。
写真:齋藤寿一
第20回 兵庫ゴールドトロフィー:情報ページ公開中!
2020年12月22日
『第20回 兵庫ゴールドトロフィー』
12/23(水)
過去10年間のレース結果など
盛りだくさんの内容です。是非ご覧ください。
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レースは12月23日(水)発走!!