ナイターシーズンが終了
2020年11月1日
11月からは、通常開催が
火曜 水曜 木曜 に変わります。
ご承知おきください。
2020年11月1日
11月からは、通常開催が
火曜 水曜 木曜 に変わります。
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2020年11月1日
今年のナイター競馬のフィナーレを飾る重賞『第17回 兵庫クイーンカップ』が行われ、3番人気のマコトパパヴェロが好スタートからハナを奪いそのまま逃げ切り勝ち。同馬にとっては初の重賞制覇となった。管理する木村健調教師は、開業3年目で初めて重賞タイトルを手にした。騎乗した田中学騎手は通算56勝目のタイトルとなった。
◆出走馬
①ユウキラフェール 杉浦健太騎手 1番人気
②マコトパパヴェロ 田中学騎手 3番人気
③ウェーブビクトリー(名古屋) 加藤聡一騎手 9番人気
④ナラ(笠松) 筒井勇介騎手 8番人気
⑤カリブメーカー 川原正一騎手 7番人気
⑥ユノートルベル 鴨宮祥行騎手 4番人気
⑦クイントゥープル 松木大地騎手 10番人気
⑧スーパージンガ(佐賀) 真島正徳騎手 5番人気
⑨ガロ 大柿一真騎手 12番人気
⑩アンシンカブル(名古屋) 広瀬航騎手 11番人気
⑪パリスハート 下原理騎手 6番人気
⑫エイシンテースティー 吉村智洋騎手 2番人気
大外枠を引いた逃げ馬エーシンテースティがスタートが決まらず後方からとなる波乱のスタート。
好スタートを決めたマコトパパヴェロがすかさずハナを奪う。
2番手にはウェーブビクトリー、3番手にナラ、4番手にアンシンカブルと遠征勢が固める。
1番人気のユウキラフェールは5、6番手の内側で、若干折り合いに苦労する形となった。
佐賀の三冠馬スーパージンガは中団からの競馬に。
距離不安がささやかれていたマコトパパヴェロは、ハナを切る形で逆に落ち着き、快調にペースを作る。
直線に向いて突き放すマコトパパヴェロ。2番手争いは横一線。
ようやく追い上げるユウキラフェール。さらに外からカリブメーカー。
最後は2馬身半差でマコトパパヴェロが勝利!2着争いはカリブメーカーが制し、ユウキラフェールが3着に。
してやったりの逃げ切り勝ちを収めた田中学騎手。ウイニングランでファンの声援に応える。
かつてリーディングを争った木村調教師と田中学騎手の最強タッグでタイトル奪取!
開業3年目、木村健調教師にとって、嬉しい重賞初制覇となった。
距離も克服し、進化を示すマコトパパヴェロに今後も注目だ!
写真:齋藤寿一
2020年11月1日
11月号更新しました。
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クローズアップ:大山 寿文 調教師
タイトル:重賞初出走、初制覇の快挙!
>CLOSE UPはコチラから
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コラム:乗峯栄一
タイトル:園田競馬場復活
>コラムはコチラから
2020年10月20日
2歳重賞『第13回 兵庫若駒賞』が行われ、2番人気のツムタイザンが2着以下に8馬身の差をつけて圧勝した。同馬はこれで3戦3勝となり、無敗で重賞ウイナーに輝いた。騎乗した杉浦健太騎手は同レースをマイタイザン以来5年ぶりに制覇。通算では13勝目の重賞勝ちとなった。管理する大山寿文調教師は、重賞初出走で見事に重賞制覇を成し遂げた。
◆出走馬
①ラティ 永森大智騎手(高知) 10番人気
②フセノチェリー 下原理騎手 4番人気
③スマイルサルファー 大山真吾騎手 6番人気
④ツムタイザン 杉浦健太騎手 2番人気
⑤ナットグレースワン 田野豊三騎手 5番人気
⑥ラブリーテン 吉村智洋騎手 8番人気
⑦マルカフォルトゥナ 田中学騎手 3番人気
⑧オンドレースンドレ 長谷部駿弥騎手 12番人気
⑨シェナキング 川原正一騎手 7番人気
⑩アイルビーゼア 笹田知宏騎手 1番人気
⑪ハリマフウジン 大柿一真騎手 11番人気
⑫ストーク 松木大地騎手 9番人気
スタートでストークが落馬で競走中止となる波乱の幕開け。
注目の先行争いは、2番人気のツムタイザンが逃げ、1番人気のアイルビーゼアが2番手につける展開に。
フセノチェリー、マルカフォルトゥナがそのあとに続き、人気どころが上位を占めた。
スマイルサルファー、ナットグレースワンは中団からの競馬。
人気2頭が速い流れを作りペースは緩まない。
それでも軽快に先頭を譲らないツムタイザン。
逆にプレッシャーをかけていたアイルビーゼアが後退。
その後ろにいたフセノチェリーに展開が向いたが、意外にも伸びあぐねる。
益々快調に逃げ脚を伸ばすツムタイザン。
最後は8馬身の差をつける大楽勝!2着には中団から追い上げたスマイルサルファーが食い込み、アイルビーゼアはなんとか3着には踏みとどまった。
2歳重賞で8馬身差をつけたのは兵庫県競馬では最多着差。
ツムタイザンは、3戦3勝で2歳王者の座をグッと引き寄せた。
杉浦健太騎手は、マイタイザンに続く5年ぶりの同レース制覇となった。
開業2年目の大山寿文調教師は、初めての重賞挑戦であっさり重賞タイトルを手にした。
現時点で同馬に対抗できる地元馬は見つからず、来年のクラシック戦線まで中心的存在となるのは間違いないところだ。
写真:齋藤寿一