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兵庫SQ賞2020フォトレポート

『兵庫サマークイーン賞』が行われ、4番人気の地元馬エイシンセラード逃げ切って優勝!重賞初制覇を成し遂げた。管理する橋本忠明調教師にとって、今年の4勝目となる重賞勝ち。通算では23勝目。そして、この日は師の誕生日で、嬉しいバースデーWinとなった。騎乗した田中学騎手は、1年ぶりの重賞勝ち。通算では54勝目の重賞タイトルとなった。

 

レース結果はコチラ

 

 

◆出走馬

①クレイジーアクセル(大井) 吉原寛人騎手(金沢) 1番人気

 

②ガレットショコラ 長谷部駿弥騎手 5番人気

 

③カリテスグレース 大山真吾騎手 10番人気

 

④エイシンセラード 田中学騎手 4番人気

 

⑤ヴィクトアリー(笠松) 渡邊達也騎手 6番人気

 

⑥アッキー(川崎) 中田貴士騎手 2番人気

 

⑦ガロ 大柿一真騎手 12番人気

 

⑧クイントゥープル 松木大地騎手 11番人気

 

⑨エイシンテースティ 下原理騎手 7番人気

 

⑩ステップシュート 広瀬航騎手 8番人気

 

⑪ジェッシージェニー(大井) 藤田凌騎手 3番人気

 

⑫チャービル 永井孝典騎手 9番人気

 

注目されたスタートは…。

 

断然人気のクレイジーアクセルがまさかの出遅れ…。

 

逃げると思われていた有力馬が後方となり反乱の幕開け。

 

逆に好スタートを決めたエイシンセラードがハナを奪う。

 

笠松のヴィクトアリーが2番手、ガレットショコラが3番手。

 

六甲盃勝ち馬のアッキーが4番手。ジェッシージェニーは中団。

 

クレイジーアクセルはポツンと置かれて最後方から。

 

良いペースに持ち込んだエイシンセラードが悠々と先頭。

 

雨の影響で馬場が軽くなり、前の各馬が有利な状態に。

 

後続各馬がなかなか追い上げられない展開。

 

直線に向いて突き放すエイシンセラード。

 

ヴィクトアリーとガレットショコラが熾烈な2番手争いを演じる。

 

クレイジーアクセルがようやく追い込むがまだ中団。

 

最後は3馬身の差をつけてエイシンセラードが優勝。

 

重賞初制覇を飾った。2着はヴィクトアリーがしぶとく粘り、ガレットショコラは重賞初挑戦で3着と健闘。アッキーが4着、クレイジーアクセルは5着まで追い上げるのが精一杯だった。

 

田中学騎手は重賞54勝目。意外にも1年ぶりの重賞勝ち。

 

橋本忠明調教師はこの日が44歳の誕生日。嬉しいバースデーWinとなった。

 

エイシンセラード(牝5・橋本忠明厩舎)

16戦6勝(兵庫2戦1勝)

重賞初制覇

 

次走は8月18日の『読売レディス杯』(金沢競馬場・1500m)を目標に仕上げられていく予定。

 

写真:齋藤寿一

 

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園田FCスプリント2020フォトレポート

第10回目となった『園田FCスプリント』(820m)が行われ、1番人気に支持されたエイシンエンジョイが逃げ切って優勝。同馬にとって4度目の重賞制覇となった。騎乗した下原理騎手は、同レース連覇達成で、4度目の制覇。通算では68勝目のタイトルで、木村健騎手(現調教師)が持つ兵庫記録(地方のみ)の70勝にあと2勝と迫った。管理する橋本忠明調教師は通算22勝目の重賞勝ちとなった。

 

 

レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬

①コウエイタケル 9番人気

鴨宮祥行騎手

 

②ケンキャクハーバー(高知) 7番人気

松木大地騎手

 

③マコトパパヴェロ 8番人気

山田雄大騎手

 

④コンドルヒデオ 4番人気

吉村智洋騎手

 

⑤メイショウタイシ 12番人気

中田貴士騎手

 

⑥ダノングッド(高知) 2番人気

吉原寛人騎手(金沢)

 

⑦エイシンエンジョイ 1番人気

下原理騎手

 

⑧キザシ 5番人気

大柿一真騎手

 

⑨ナリタサウス 11番人気

杉浦健太騎手

 

⑩マコトジェムチュク 10番人気

井上幹太騎手

 

⑪スリングショット 3番人気

田中学騎手

 

⑫エレスチャル 6番人気

広瀬航騎手

 

1番人気のエイシンエンジョイが抜群のスタートを切る!

 

立ち遅れたのはコウエイタケル。

 

ダノングッドも後方からのレースとなった。

 

コンドルヒデオが3コーナーで2番手、その後ろにスリングショット。

 

直線に向いて突き放すエイシンエンジョイ。

 

セーフティリードかと思われたが…

 

ダノングッドが猛然と追い込む!

 

しかし、最後はクビ差で振り切ってエイシンエンジョイが逃げ切った!

 

昨年2着の雪辱を果たす勝利となった。

 

下原騎手は同レース連覇で、通算4度目の優勝という相性の良さを示した。

 

橋本師は「連戦で頑張ってくれていたので、夏場は休養に充てます」とのこと。

 

秋は9月の『園田チャレンジカップ』に向けて調整されていくとのことで、同レースの連覇を懸けて臨むことになる。

 

昨年のスプリント王ナチュラリーとの対戦が今から楽しみだ。

 

写真:齋藤寿一

兵庫ダービー2020フォトレポート

第21回『兵庫ダービー』は無観客、雨中決戦で行われた。勝ったのは7番人気の伏兵ディアタイザン、好スタートからハナを奪い鮮やかに逃げ切って重賞初制覇をダービーという大舞台で決めた。騎乗した杉浦健太騎手は5度目のダービー挑戦で、ダービージョッキの仲間入りを果たした。管理する碇清次郎調教師も初制覇となり、ダービートレーナーに輝いた。

 

レース結果はコチラ

 

◆出走馬

①ジェッティー 11番人気

小谷周平騎手

 

②トライバルキング 6番人気

広瀬航騎手

 

③カトゥール 10番人気

中田貴士騎手

 

④マルマルマル 12番人気

田村直也騎手

 

⑤キクノナナ 5番人気

田中学騎手

 

⑥ドバイキャンドル 8番人気

松木大地騎手

 

⑦ディアタイザン 7番人気

杉浦健太騎手

 

⑧ガミラスジャクソン 4番人気

鴨宮祥行騎手

 

⑨ステラモナーク 1番人気

下原理騎手

 

⑩レッドシャリオン 9番人気

笹田知宏騎手

 

⑪イチライジン 2番人気

吉村智洋騎手

 

⑫ピスハンド 3番人気

大山真吾騎手

 

抜群のスタートを決めたのはディアタイザン!

 

1番人気のステラモナークはすんなり控えて2番手から。

 

ピスハンドが3番手。ガミラスジャクソンは好位の一角。

 

スタートで後手に回ったイチライジンは後方から2頭目の位置でレースを進める。

 

若干行きたがる面を見せていたステラモナークも折り合いはついた。

 

隊列はほとんど変わらず向正面に入って行く。

 

3角手前で前の2頭がペースアップ。

 

ディアタイザンに並びかけるステラモナークは息を入れる余裕が窺えた。

 

ところが、直線に入ってもしぶとく粘るディアタイザン。

 

ピスハンドが3番を粘るところへ、イチライジンが追い込んでくる。

 

詰め寄るステラモナーク。

 

それでも1/2馬身差で粘り通したディアタイザンが今年の兵庫ダービー馬に輝いた。ステラモナークも3着に5馬身の差をつけていて、2番手からの競馬でも力は示した格好だ。3着にはイチライジンの追い込みが届いた。

 

1着賞金2000万円となった記念すべき『兵庫ダービー』で、杉浦騎手は念願のダービージョッキーに輝いた。

 

碇調教師にとっても嬉しいダービー初制覇となった。

 

全国各地で無観客、無歓声のダービーが行われている。こんなことは今年限りで十分だ。

 

写真:齋藤寿一

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