六甲盃2020フォトレポート
2020年06月9日
第58回『六甲盃』が行われ、川崎からの遠征馬、紅一点のアッキーが逃げ切って優勝。初重賞制覇を成し遂げた。騎乗したのは兵庫の中田貴士騎手。通算3度目の重賞勝ちとなった。管理する林隆之調教師は、兵庫で初の重賞制覇となった。
レース結果はコチラ
①アッキー(川崎)
②タガノゴールド
③キクノゼファー(名古屋)
④メイショウオオゼキ
⑤ドリームリヴァール(名古屋)
⑥マイフォルテ
⑦コスモバレット
⑧コスモヴァーズ
⑨マコトネネキリマル(名古屋)
⑩マコトタリスマン
⑪エイシンニシパ
⑫キャッスルクラウン(船橋)
好スタートを決めたのは牝馬のアッキー。
2番手にキクノゼファー。
断然認人気のタガノゴールドは3番手の内側と絶好のポジションを得た。
一旦ペースが落ち着いた向正面で、エイシンニシパが先頭に並びかける。
それでもアッキーはハナを譲らず先頭をキープ。
2周目もペースは大きく変わらず、あと1周。2番人気のマイフォルテはいつも通り後方で脚を溜めている。
3連覇を狙う1番人気のタガノゴールドは、3番手の内側でじっと待機。
勝負どころの2周目3コーナー、アッキーが勝負に出る。
上がり勝負では分が悪いと判断した中田騎手の好判断だ。
2番手に押し上げたタガノゴールドが迫っていくが、その差がなかなか詰まらない。
3番手にようやくマイフォルテが追い上げる。
徐々に差が詰まるが、早めの仕掛けが活きたアッキー。
1馬身1/4差でアッキーが逃げ切った。タガノゴールドの同一重賞3連覇はならなかった。
依頼を受けて騎乗した中田騎手が見事に大役をを果たす。
南関東の底力をまざまざと見せつけられた今年の『六甲盃』だった。
写真:齋藤寿一
6月号更新、三宅アナ;セルフインタビュー、コラム
2020年06月1日
6月号更新しました。
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クローズアップ:三宅きみひと アナウンサー
タイトル:”楽しい”を提供したい、共有したい
>CLOSE UPはコチラから
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コラム:青木るえか
タイトル:砂になる男
>コラムはコチラから
のじぎく賞2020
2020年05月19日
3歳牝馬限定重賞『のじぎく賞』が行われ、2番人気のテーオーブルベリーが快勝。同馬はこれが重賞2勝目。管理する大井の中道啓二調教師は、兵庫の重賞初勝利。騎乗していた兵庫の川原正一騎手は、これが通算116勝の重賞タイトルとなった。
レース結果はコチラ
◆出走馬
①テーオーブルベリー(大井)
②キクノウィング
③ヤマジュンサルサ(大井)
④ユウキラフェール
⑤ステラモナーク
⑥ジェネアルエリア(名古屋)
⑦カトゥール
⑧マルマルマル
⑨ドバイキャンドル
⑩バブルガムダンサー(船橋)
⑪ルナクレア(道営)
⑫キクノナナ
スタートで大きく出遅れたのはキクノナナ。
断然の1番人気に支持されたステラモナークはきょうも好発からハナへ。
ルナクレアが2番手につける。2番人気のテーオーブルベリーは後方からのレースとなった。
3番人気のユウキラフェールも同じような位置でレースを進める。
向正面でジェネラルエリアやユウキラフェールが追い上げるが、テーオーブルベリーはまだ中団。
4コーナーでルナクレアが後退。ステラモナークが先頭のまま4コーナー。
ところが、そこへジェネラルエリアが並びかけて、ステラモナークが苦しくなる。
さらに船橋のバブルガムダンサーが接近。
これらで決まったかと思われたが、直線弾けたのがテーオーブルベリーがすごい脚で伸びて来る。
大外から出遅れてしんがりからの強襲キクノナナの追い込み!
あっという間に各馬を抜き去ったテーオーブルベリーが快勝した!
2着にキクノナナ。3着にバブルガムダンサー。ステラモナークは5着に敗れ、3連単では124万4240円という兵庫重賞史上最高配当の大波乱となった。
「控える競馬で勝てたことは収穫です」と川原騎手も中道調教師も口を揃えた。
ステラモナークの今後の巻き返しも期待したい。
写真:齋藤寿一
兵庫CS2020フォトレポート
2020年05月9日
5月6日、第21回『兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)』は薄暮開催の第7レースに組まれた。勝ったのは1番人気バーナードループ。デビュー戦2着のあと、これで3連勝となり重賞初タイトルを手にした。騎乗していたルメール騎手は、昨年に続き同レース連覇を達成。兵庫のダートグレードは4勝目となった。高木登調教師は、兵庫では初のグレード勝ちとなった。
レース結果はコチラ
◆出走馬
①ヴィクトリアグラス
②ハルプモント(大井)
③ニコラスタッカート
④マカオンブラン(JRA)
⑤ジェッティー
⑥ピスハンド
⑦サンデーミラージュ(JRA)
⑧ガミラスジャンクソン
⑨バーナードループ(JRA)
⑩ダノンファラオ(JRA)
⑪アカリン
⑫ヒルノマリブ(JRA)
マカオンブランがハナを切る展開に。
ダノンファラオが2番手につけ、バーナードループが2番手。
地元の期待ピスハンドは5番手にとりついた。
吉村騎手がペースを落としてレースを引っ張る。
2週目に入って少しペースアップ。
ダノンファラオがマカオンブランに並びかける。
それをマークするようにバーナードループも徐々に進出。
ピスハンドも道中、うまく内に潜り込んでロスなく立ち回り追い上げ態勢に入る。
直線に向いて2頭のマッチレースに。
道中は後方で脚を溜めていたサンデーミラージュが追い上げ3番手に。
粘る坂井騎手に迫るルメール騎手。
わずかにクビ差セリ落として、バーナードループが1番人気に応えた。
ルメール騎手が連覇を達成!
昨年のクリソベリルに続くような活躍が期待される。
写真:齋藤寿一