園田CCフォトレポート
2018年09月26日
9月7日に開催予定だった『園田チャレンジカップ』は、台風の影響と投票システムトラブルの影響で中止となっていたが、2週間後にあらためてナイター競馬で行われた。
勝ったのは2番人気のセンペンバンカ。最後の直線で1番人気のキクノステラをわずかにハナ差捉えて勝利した。騎乗した鴨宮祥行騎手は、先日金沢でホッカイドウ競馬所属のモズオトコマエで重賞初制覇を成し遂げていたが、地元園田で地元の馬騎乗しての初重賞となった。管理する有馬澄男調教師は、騎手時代は重賞50勝以上を挙げていたが、調教師となってからはこれが嬉しい重賞初制覇となった。
レース結果はコチラ>>>
◆出走馬
園田チャレンジカップ 単勝式・複勝式オッズ 最終オッズ |
枠 |
馬 |
馬 名 |
所属 |
年齢 |
負担
重量 |
騎手 |
馬体重 |
前走差 |
変更
情報 |
単勝式
オッズ |
複勝式
オッズ |
1 |
1 |
ナナヨンハーバー |
兵庫 |
牝 6 |
54.0 |
下原理 |
496 |
6 |
|
25.9 |
1.9-3.6 |
2 |
2 |
サンライズネオ |
兵庫 |
牡 8 |
56.0 |
川原正 |
488 |
0 |
|
12.0 |
1.9-3.6 |
3 |
3 |
サンライズトーク |
兵庫 |
セン 8 |
56.0 |
赤岡修 |
500 |
-4 |
|
14.2 |
2.4-4.7 |
4 |
4 |
ウインゴスペル |
兵庫 |
牡 7 |
56.0 |
山田雄 |
514 |
0 |
|
176.2 |
19.5-41.9 |
5 |
5 |
ヨウライフク |
兵庫 |
セン 6 |
56.0 |
大山真 |
507 |
-1 |
|
9.6 |
1.7-3.1 |
6 |
レイズオブザサン |
兵庫 |
牡 9 |
56.0 |
竹村達 |
465 |
-2 |
|
93.3 |
7.8-16.5 |
6 |
7 |
キクノステラ |
兵庫 |
牡 6 |
56.0 |
田中学 |
540 |
-4 |
|
1.5 |
1.0-1.3 |
8 |
エイシンホクトセイ |
兵庫 |
牡 7 |
56.0 |
吉村智 |
487 |
2 |
|
22.0 |
2.5-5.0 |
7 |
9 |
デューズワイルズ |
兵庫 |
牡 5 |
56.0 |
高畑皓 |
462 |
2 |
|
275.3 |
28.1-60.5 |
10 |
ピークトラム |
兵庫 |
牡 7 |
56.0 |
大柿一 |
490 |
20 |
|
88.1 |
10.4-22.3 |
8 |
11 |
センペンバンカ |
兵庫 |
牡 5 |
56.0 |
鴨宮祥 |
515 |
-1 |
|
4.3 |
1.2-1.7 |
12 |
キングルアウ |
兵庫 |
牡 6 |
56.0 |
永島太 |
505 |
9 |
|
81.4 |
6.0-12.6 |
①ナナヨンハーバー
②サンライズネオ
③サンライズトーク
④ウインゴスペル
⑤ヨウライフク
⑥レイズオブザサン
⑦キクノステラ
⑧エイシンホクトセイ
⑨デューズワイルズ
⑩ピークトラム
⑪センペンバンカ
⑫キングルアウ
兵庫で10戦10勝の戦績から1番人気になったキクノステラは若干の出負け
高知の赤岡騎手が騎乗したサンライズトークが逃げる
ヨウライフク、サンライズネオが続いてその後ろにセンペンバンカ
スタートで後手に回ったキクノステラが3コーナーで動いて勝負に出る
4コーナーの手前では早くもキクノステラが先頭に立つ!
センペンバンカが3番手まで押し上げて直線に向く
押切りをはかる直線で、ただ一頭センペンバンカが迫って来る
それでもしぶとく粘るキクノ
残り50mで馬体が合う!
ほとんど並んだゴール前
わずかにハナ差で外!センペンバンカの差し切りだった
僅差の勝負も、ゴール前で勝利を確信していた鴨宮騎手
地元・園田では嬉しい初重賞制覇となった
管理する有馬調教師にとっても、嬉しい重賞初制覇となった
写真:斎藤寿一
園田PCフォトレポート
2018年09月26日
2歳牝馬の重賞『園田プリンセスカップ』は、並み居る強豪遠征馬を撃破して、地元のリリコが豪快に差し切って優勝した。
勝ったリリコは4戦3勝で、重賞初制覇。鞍上の吉村騎手は昨年(北海道のサラヒメに騎乗)に続き連覇達成。通算では12勝目の重賞勝ち。管理する田中範雄調教師は同レースは初制覇で、通算54勝目の重賞タイトルとなった。
レース結果はコチラ>>>
◆出走馬
園田プリンセスカップ 単勝式・複勝式オッズ 最終オッズ |
枠 |
馬 |
馬 名 |
所属 |
年齢 |
負担
重量 |
騎手 |
馬体重 |
前走差 |
変更
情報 |
単勝式
オッズ |
複勝式
オッズ |
1 |
1 |
カンビアーレ |
兵庫 |
牝 2 |
54.0 |
永井孝 |
399 |
-4 |
|
381.9 |
36.2-65.0 |
2 |
2 |
ビービージェンマ |
北海道 |
牝 2 |
54.0 |
永島太 |
466 |
-8 |
|
16.4 |
2.0-3.3 |
3 |
3 |
チャービル |
兵庫 |
牝 2 |
54.0 |
中田貴 |
505 |
-5 |
|
133.0 |
8.4-15.0 |
4 |
4 |
ムーンコムレード |
兵庫 |
牝 2 |
54.0 |
川原正 |
437 |
-4 |
|
149.5 |
9.1-16.2 |
5 |
5 |
ピースタップ |
兵庫 |
牝 2 |
54.0 |
山田雄 |
413 |
-2 |
|
62.0 |
4.9-8.5 |
6 |
6 |
ピュアドリーマー |
北海道 |
牝 2 |
54.0 |
大山真 |
446 |
-6 |
|
3.3 |
1.3-1.8 |
7 |
ワンモアグローリー |
金沢 |
牝 2 |
54.0 |
池田敦 |
478 |
0 |
|
1.9 |
1.2-1.5 |
7 |
8 |
アヴニールレーヴ |
兵庫 |
牝 2 |
54.0 |
下原理 |
432 |
3 |
|
9.6 |
1.7-2.7 |
9 |
グロリアスカメオ |
北海道 |
牝 2 |
54.0 |
吉原寛 |
424 |
2 |
|
7.5 |
1.6-2.5 |
8 |
10 |
ブレイクフリー |
北海道 |
牝 2 |
54.0 |
田中学 |
498 |
-6 |
|
16.7 |
3.3-5.6 |
11 |
リリコ |
兵庫 |
牝 2 |
54.0 |
吉村智 |
483 |
5 |
|
16.8 |
2.5-4.1 |
①カンビアーレ
②ビービージェンマ
③チャービル
④ムーンコムレード
⑤ピースタップ
⑥ピュアドリーマー
⑦ワンモアグローリー
⑧アヴニールレーヴ
⑨グロリアスカメオ
⑩ブレイクフリー
⑪リリコ
スタートで1番人気のワンモアグローリーが他馬にぶつけられる思わぬ展開
2番人気のピュアドリーマーは最後方からとなった
ワンモアグローリーは折り合いを欠いてチグハグなレースとって早々と後退…
一方、ピュアドリーマーは道中早めに進出して一気に先団へと上がって行く
その後を追うように、リリコが後方から進出を開始!
逃げていたブレイクフリーに並びかけるピュアドリーマー
そこへリリコが接近!
並ぶ間もなく差し切るリリコ
道営勢2頭を蹴散らす鮮やかな勝利だった
写真:斎藤寿一
園田オータムTフォトレポート
2018年09月19日
秋の3歳重賞『園田オータムトロフィー』が新設され、兵庫ダービーで2着だったクリノヒビキが初代王者に輝いた。同馬はこれが初重賞制覇。鞍上の高知・赤岡修次騎手は、園田での重賞5勝目。管理する橋本忠明調教師は9勝目の重賞勝ちとなった。
レース成績はコチラ>>>
◆出走馬
①クリノヒビキ 赤岡修次騎手(高知) 3番人気
②オータムヘイロー 田中学騎手 4番人気
③テクノマインド 杉浦健太騎手 9番人気
④エイシンエール 鴨宮祥行騎手 2番人気
⑤リベリュール 山口勲騎手(佐賀) 8番人気
⑥コーナスフロリダ 岡部誠騎手 1番人気
⑦エンジェルアイドル 板野央騎手 12番人気
⑧ラザレフ 下原理騎手 10番人気
⑨アゼツライト 大山真吾騎手 5番人気
⑩ラピッドハーバー 山田雄大騎手 11番人気
⑪トゥリパ 吉村智洋騎手 7番人気
⑫イナクティーレ 川原正一騎手 6番人気
好スタートを切ったクリノヒビキ。逃げ馬トゥリパは後手に回る
エイシンエールとラザレフが先頭に並びかける
エイシンとラザレフ競り合う形となり、クリノは結局控えた
アゼツライトが4番手。テクノマインド、コーナスフロリダはその後ろの位置取り
ラザレフが早々と後退で、単独先頭にエイシンエール
そこへコーナスフロリダが馬体を併せに行く
さらにオータムヘイローも勝負に出る
流れが激しくなる中、クリノヒビキが一呼吸おいて仕掛けだした
直線に向いて大外からクリノヒビキが抜け出す!
4コーナーで一旦、先頭に立ったオータムヘイローも食い下がったが最後はクリノヒビキ
1馬身差をつけて快勝した。1番人気のコーナスフロリダは3着に敗れた
園田で重賞5勝目となった赤岡騎手
「全レースをビデオで観て、逃げるより控えた方がいいタイプと思い、最初から差す競馬を考えていた」と語る赤岡騎手
管理する橋本忠明師は、通算300勝のメモリアルを重賞で飾った
写真:斎藤寿一
GJC2018フォトレポート
2018年09月15日
9月12日、園田競馬の名物レース、全国2000勝以上の騎手が集う『ゴールデンジョッキーカップ』が開催された。
やはり写真の中心に納まるのは、7152勝の日本新記録を打ち立てた的場文男騎手
戸崎圭太騎手(JRA)
福永祐一騎手(JRA)
岩田康誠騎手(JRA)
村上忍騎手(岩手)
的場文男騎手(大井)
吉原寛人騎手(金沢)
岡部誠騎手(名古屋)
赤岡修次騎手(高知)
山口勲騎手(佐賀)
田中学騎手
下原理騎手
川原正一騎手
初戦の『ファイティングジョッキー賞』(1230m)がスタート
1番人気のミントグリーン(吉原寛人騎手)が逃げる
最後の直線。粘り込みを図る民とグリーンにクレマン(山口勲騎手)が並びかける
そこへ、後方から追い上げる2番人気のスワンナプーム(戸崎圭太騎手)
3頭激戦のゴール前
わずかにスワンナプームが差し切って勝利!
まず20ポイント獲得で戸崎騎手がトップに!
2戦目は1400mの『エキサイティングジョッキー賞』
1番人気のイネディットタイド(田中学騎手)が注文通りハナヘ
付いてくる各馬をペースを緩めず振り落とす田中騎手
直線も脚色鈍らずリードを広げるイネディットタイド
結局5馬身差の圧勝!
田中騎手は連覇中で、3連覇に向けて一歩近づく
最終戦の『チャンピオンジョッキー賞』は1700m戦
スタートを決めたナンヨーファミユ(山口勲騎手)がレースを引っ張る
道中も2番手以下を突き放しての逃げ
2番手追走のエリンソード(的場文男騎手)が懸命に追うがその差が詰まらない
そのまま3馬身の差をつけて逃げ切り
ポイントで第4位につけていた山口騎手がこの勝利でトップに!
このレースでは10度参戦して7度目のお立ち台は、2度目の総合優勝
3戦目で除外の憂き目に遭いながらも戸崎騎手が2位に。吉原騎手が最終戦3着に食い込んで3位に滑り込んだ
総合成績はコチラ>>>
写真:斎藤寿一