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クローズアップコーナーの記事を更新しました。
昨年のリーディングトレーナー田中範雄調教師のインタビューです。
どうぞお楽しみください。
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ハルイチバン六甲盃を連覇!

園田競馬場で唯一2400mで行われるレースが『六甲盃』。昨年は5番人気の伏兵としてこのレースを制していたハルイチバン(牡5・平松厩舎)が、今年は1番人気の支持に応えて見事に連覇を達成してみせました。

 

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レース結果はコチラ

 

今年は名古屋から2頭の遠征馬を迎えて、フルゲートの12頭立て。一昨年の覇者エリモアラルマ、昨年の『新春賞』を勝ち、このレースでも3着だったニシノイーグルは、完全復活ならない状況。

 

今年『新春賞』を勝ったエーシンスパイシー、オープンで堅実なアランロドは牝馬ということもあって、俄然ディフェンディングチャンピオンのハルイチバンに注目が集まる。

 

スタートは全馬互角。ハナに行こうと思えば行けたハルイチバンは、敢えて控える競馬。

 

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2番人気のエーシンスパイシーがハナに立つ展開で、2番手に重賞初挑戦のマッハタイザン。ハルイチバンは3番手に付ける。

 

ビービーガザリアス、グロリアスカフェの名古屋からの遠征2頭がその後ろに取り付き、アランロドとブルースイショウは中団。ニシノイーグル、エリモアラルマは後方という位置取りで落ち着いた。

 

最初はやや縦長の展開も、懸命にペースを落としてスローな展開に持ち込もうとするエーシンスパイシーの川原騎手。その後は、1230mを使っての臨戦となったシルクシンフォニーが、道中折り合いを欠いてポジションが変わったぐらいで、ほとんど同じような隊列でレースが進む。

 

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いよいよ勝負が動き出す残り半マイル。マッハタイザンが先頭に並びかけて、さらに外からハルイチバンも並びかける。こうなると逃げるエーシンも苦しいが、なんとか気力で盛り返す。

 

この間に、中5日というキツいローテーションで臨んできた名古屋のビービーガザリアスもジワジワ詰め寄ってきた。同じように切れる脚はないが渋太い脚が特色のブルースイショウも食らいついてくる。

 

そして直線勝負。

 

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先に仕掛けたマッハが脱落。抜け出したのは、やはりハルイチバン。もう一度食い下がろうとしたエーシンだったが、さすがに苦しくなり後退してしまう。そこへビービー、ブルーが差を詰めて来る。

 

それでもさすがの昨年覇者。距離適性が高い、つまり他馬の追撃を振り切るスタミナが十分残っている。

 

2着に1馬身差だが着差以上の強さを見せて貫録の勝利。同レース史上初の連覇達成となったのです。

 

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道中ロスなく、終始内側で脚をためていたビービーガザリアス(6番人気)が2着を確保。ブルースイショウ(10番人気)がアタマ差の3着となり、断然の1番人気(1.7倍)が勝っていながら、3連単では27万3390円という高額配当となりました。

 

短距離路線ではタガノジンガロ、トーコーニーケ、エーシンサルサなどタレント揃いの今年の兵庫県競馬。

 

今回出走したメンバーが臨む中・長距離路線では完全に世代交代がなされ、ハルイチバン時代が到来しようとしています。

 

5月5日に行われる『兵庫大賞典』では、ハルイチバンが当然主役候補として注目を集めることでしょう。

 

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しかし、実はそれほど安閑としていられない状況になっているのです。

 

このレースの前日、準オープンを勝って10連勝を達成したエーシンプレジャーというライバル馬が出現したのです。

 

準オープンとは言え、2走続けて2着馬を大差ぶっちぎっての勝利だけに、すでにオープン馬の資質があるというのは誰の目にも明らか。

 

2頭の激突が、いまから楽しみでならない。

 

写真:斎藤寿一
文:竹之上次男

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ゲストコラムは、岩手競馬『勝馬ニュース』のトラックマン、園田競馬が大好きな千田正明(ちだまさあき)さん。
隔月のレギュラーコラムは、乗峯栄一氏の担当月です。

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