GJC写真集
2014年12月13日
【ゴールデンジョッキーカップ写真集】
お馴染みの吉田勝彦アナウンサーの騎手紹介
名調子健在!
12名の競演が開幕!
レジェンドジョッキーの誘導。まずは平松徳彦調教師が。緊張の面持ち…。
ファンからの声援で思わず顔が綻ぶ。
初戦のファイティングジョッキー賞
断然人気のブロンズテーラーが快調に飛ばす。
鞍上の村上忍騎手が楽勝!
「前走乗っていた川原騎手に、この馬の特徴を訊いていたので、安心して騎乗できました」
2戦目、エキサイティングジョッキー賞の誘導は寺嶋正勝調教師。
関係者からの声におどけて応える。
レースはスローな展開で上がり勝負に。
逃げる高知の赤岡騎手に、JRAの戸崎、内田博幸騎手が迫る!
3頭大接戦の末…。
粘り通した赤岡修次騎手の逃げ切りでした!
「勝ったかどうかは分からなかったけど、周りの人たちが勝ったよと言ってくれて分かりました(笑)」
いよいよ真打登場!園田の帝王田中道夫調教師!
こちらもやはり緊張…。
誘導を終えてニッコリ♪
伝説の3人揃い踏み!
第3戦のチャンピオンジョッキー賞。
先手を取った的場文男騎手(大井)がそのまま逃げ切り!
追う岩田騎手が2着で、山口勲騎手が3着に!
勝利騎手インタビューがふたり??
勝ったエイシンオマーンはレジェンド平松調教師の管理馬でした。
「着替える時間がなかったのでこのまま来ました(笑)」
優勝は2着、6着、3着と手堅くまとめた山口勲騎手が初優勝!
2位は連覇を狙った戸崎圭太騎手、3位は的場文男騎手でした。
佐賀からの参加騎手としては初優勝の山口勲騎手。それでもこれまで総合2位が1回、3位が2回ありました。このレースに強かったわけです。
「たまたま良い馬に乗せてもらってるだけです」と恐縮しながらも満面の笑み♪
皆さまお疲れさまでした。
ファンの皆さまも盛り上げてくださりありがとうございます!
総合成績などはコチラ
写真:斎藤寿一、澤地武志
第23回ゴールデンジョッキーカップ ~出場騎手データ~
2014年12月11日
第23回ゴールデンジョッキーカップ ~出場騎手データ~
◆JRA 総合成績【5-3-4-27】 レース成績【11-10-10-78】
戸崎圭太 3大会連続3回目
総合成績 【1-0-0-1】 第22回優勝
レース成績【2-0-1-3】
岩田康誠 13大会連続13回目
総合成績 【1-3-1-7】 第18回優勝
レース成績【5-1-4-24】
内田博幸 4大会連続8回目
総合成績 【1-0-0-6】 第14回優勝
レース成績【1-2-1-17】
◆岩手 総合成績【1-0-0-11】 レース成績【1-1-2-31】
村上忍 3大会連続3回目
総合成績 【0-0-0-2】
レース成績【0-1-0-5】
◆大井 総合成績【3-1-2-18】 レース成績【6-10-6-46】
的場文男 2大会連続15回目
総合成績 【1-1-1-11】 第10回優勝
レース成績【3-6-5-26】
◆笠松 総合成績【1-1-1-14】 レース成績【2-6-5-36】
向山牧 5年ぶり2回目
総合成績 【0-0-0-1】
レース成績【0-0-0-2】
◆名古屋 総合成績 【1-0-0-8】 レース成績【1-2-3-19】
岡部誠 2大会連続4回目
総合成績 【0-0-0-3】
レース成績【0-1-0-7】
◆高知 総合成績【1-1-1-3】 レース成績【3-1-3-8】
赤岡修次 3大会連続3回目
総合成績 【0-0-1-1】
レース成績【1-0-0-5】
◆佐賀 総合成績【0-1-3-12】 レース成績【4-7-1-35】
山口勲 5大会連続6回目
総合成績 【0-1-2-2】
レース成績【1-4-0-9】
◆地元兵庫 総合成績【3-5-6-42】 レース成績【10-10-17-117】
田中学 4大会連続4回目
総合成績 【1-0-0-2】第21回優勝
レース成績【1-3-1-3】
木村健 5大会連続5回目
総合成績 【0-0-0-4】
レース成績【0-0-1-10】
川原正一 15大会連続15回目
総合成績 【2-0-1-11】第11回,第16回優勝
レース成績【2-4-3-31】
更新情報
2014年12月8日
【更新情報】
木村健騎手のインタビュー記事を掲載しました!
その木村騎手が参戦する『ゴールデンジョッキーカップ』は12月11日に行われます!
どうぞご期待ください!!
3歳牝馬のトーコーニーケが逃げ切り!!~園田金盃~
2014年12月5日
アラブ時代から受け継がれる師走の大一番『園田金盃』は、3歳牝馬のトーコーニーケが好発からハナを奪い、そのまま逃げ切って快勝しました。
レース結果はコチラ。
2年前からファン投票&記者選抜で実施され、今年で3年目。 グランプリ的な要素が加わり、より一層重みも増してきている。
◆出走馬のファン投票結果
第1位 ハルイチバン
第3位 シルクシンフォニー
第4位 トーコーガイア
第5位 ニシノイーグル
第6位 トーコーニーケ
第8位 トーコーポセイドン
第12位 デンコウチャレンジ
第18位 ツルマルホクト
第27位 ブルースイショウ
記者選抜
ラヴフェアリー
タガノバロット
ファン投票第1位、レースでも1番人気に支持されたハルイチバン。『姫山菊花賞』は3着だった末脚自慢のシルクシンフォニー。兵庫ダービーを勝ち、3歳の頂点に立ったトーコーガイア。世代別牝馬重賞シリーズ『GRANDAME-JAPAN』で総合優勝の3歳牝馬トーコーニーケ。
JRA岩田騎手が騎乗するブルースイショウ。『兵庫クイーンカップ』で初タイトルをものにしたラヴフェアリー、オープン連勝で絶好調のタガノバロットが記者選抜で出走。
逃げて結果を残してきたハルイチバン。一方トーコーポセイドンも逃げて重賞を制している。トーコーニーケ、タガノバロット、ラヴフェアリーも先行脚質。
注目されたハナ争いは、トーコーニーケが見事なスタートダッシュを決めて制します。 2番手にはトーコーポセイドン、その後ろにタガノバロット。ハルイチバンはハナを奪えず4番手、ラヴフェアリーが5番手を追走する形。
トーコーガイアは中団の後ろで末脚にかける戦法。さらに後ろにシルクシンフォニー、ニシノイーグルが続き、ブルースイショウは最後方から。
6月の『関東オークス(JpnⅡ)』でJRAや地方他地区の強豪相手に2着と好走したトーコーニーケ。あのときと同じ得意の不良馬場。ペースを握ってレースを引っ張ります。
同馬主同厩舎のトーコーポセイドンが2番手につけたことで、他馬の動きを封じるガード役のような陣形が出来上がる。「ポセイドンが2番手だったので、安心してレースができました」と川原騎手。
道中プレッシャーを与えられることもなく、気持ち良く逃げられたことが大きな勝因となったようです。
勝負どころの3コーナーを迎えたところでタガノバロットが後退して脱落。代わってラヴフェアリーが差を詰める。ハルイチバンも内を突いて接近して、2番手が3頭並ぶ格好に。後方からはトーコーガイア、ニシノイーグルも脚を伸ばしてくる。
いかに道中で楽をしていても、ニーケにとってこれまでとは違う古馬の一線級の追い上げが待つ。ここから踏ん張り切れるかどうかがカギ。
追い出しにかかって逃げ込みを図る。迫ってくる古馬陣、それでもやはり前半の貯金が活きて、逃げ脚は衰えない。
直線に向いて2馬身ほどの差に。外からラヴフェアリーが、内からはハルイチバンが追い上げるが、もうこの時点で勝負あり。
最後は1馬身半差に詰められたが、余裕を持って逃げ切り、トーコーニーケが快勝した。
ラヴフェアリーが2番手を粘るところへ、1番人気の意地で追い上げたハルイチバンが並んで、結局2着は2頭の同着に。
前に行った各馬で決した流れで、追い込み組からはシルクシンフォニーが4着に浮上。
2年前の同レース勝ち馬、ニシノイーグルが5着に食い込み、チラリと復活の気配を感じさせた。
岩田騎手のブルースイショウが6着で、トーコーガイアは精彩を欠き7着に敗れてしまった。
3歳馬の『園田金盃』制覇は、3年前のホクセツサンデー以来、サラブレッド導入後2頭目(2000年は3歳馬のみ)。
3歳牝馬の制覇となると、アラブ時代の1990年シバノアマゾネス以来24年ぶりの快挙。
※年齢表記は現行のもの
これで同馬は重賞5勝目。鞍上の川原騎手は笠松時代から含めて通算98勝目の重賞勝ち。 管理する吉行調教師は、今年の重賞はなんと10勝目となったのです。
世代王者を決める『兵庫ダービー』では僚馬のトーコーガイアに譲ったが(同馬は不出走)、ガイアの重賞2勝に対し、5つのタイトルは完全に凌駕するもので、さらに『関東オークス』2着はローカル重賞勝ち以上の価値がある。最優秀3歳の表彰は間違いないところか。 年代表馬のタイトルも見えてくる戦績で、ダートグレード勝ちのタガノジンガロに劣るかも知れないが、例年なら間違いなく代表馬級の活躍。古馬になってからのさらなる活躍が楽しみになってきた。
さて気になる次走は、1月3日の『新春賞』を予定しているとのこと。これまた楽しみ♪
写真:澤地武志
文:竹之上次男