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佐賀のエスワンプリンスが最速王に!

820mの最速王を決める『園田FCスプリント』が行われ、佐賀からの遠征馬エスワンプリンス(3番人気)が優勝!全国展開されている『スーパースプリントシリーズ』の西日本代表として、7月21日の『習志野きらっとスプリント』(船橋競馬場・1000m)への優先出走権を手に入れました。

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レース結果はコチラ

 

※FCはフレンドリーカップの略

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スタートでほとんど勝負が決まってしまうと言われる820mの超スプリント戦、ダッシュ良く飛び出したスターボード(8番人気)が逃げ、エスワンプリンスが2番手を追走してレースを引っ張る。そして、やはりその2頭で勝負は決まる。

 

スタートからゴールまで、ほとんど追い通しの激しい争いは、エスワンプリンスに軍配が上がった。

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2番人気のジェイフォースは4番手に取り付くも、そこから追い上げ及ばず5着に。中団からの競馬で苦しくなった1番人気のディープハントは、それでも地力を発揮して3着まで追い上げた。

 

「夏場ですので、馬の体調を見ながら、船橋に行くかどうかを決めることになると思います」と鞍上の鮫島騎手。

 

厳しい暑さを迎えるこれからの季節、それでも出走となれば、自信を持っての参戦ということ。ラブミーチャン引退で空位となっている『地方競馬最速王』の称号を、エスワンプリンスが引き継ぐのかも知れない。

吉田勝彦アナウンサーの独占手記は近日公開!!

授与式

授与式

トーコーガイアが3歳の頂点へ!

地方競馬ダービーウイーク2014、6月1日に佐賀競馬場の『九州ダービー栄城賞』を皮切りに、各地でダービーが開催されています。その第5弾として、園田競馬場が舞台の『兵庫ダービー』(6月5日1870m)が行われ、1番人気のトーコーガイアが5馬身差の圧勝で兵庫3歳馬の頂点に輝きました!

 

レース結果はコチラ

 

同馬は笠松の『ゴールドジュニア』以来の重賞2勝目。管理する吉行調教師は、兵庫ダービー初制覇。鞍上の木村騎手は3度目のダービー制覇。そして、これで地方通算50勝目の重賞勝ちとなりました(他にJRAショウリュウムーンで勝った『チューリップ賞』)。

 

三冠初戦の『菊水賞』(4月3日1700m)は重賞勝ち馬が相次いで回避して、小粒なメンバー構成で行われました。しかし、三冠最終戦となる『兵庫ダービー』は遠征予定のトーコーニーケ、ユノエスケープを除く現有勢力のトップホースが集い、3歳の頂点を決める争いに相応しい顔ぶれとなりました。

 

1番人気に支持されたのは、デビュー前からの評判馬のトーコーガイア。4ヶ月ぶりだった前走を勝ち、叩き2走目の大きな上積みを期待されてのものでした。好スタートを決めて、2番手にポジショニング。逃げるのは同厩舎の2歳王者トーコーポセイドン。こちらも休み明けとは思えない抜群のスタートからハナを奪います。

 

菊水賞馬ニホンカイセーラが直後の3番手。4番手を5戦4勝エナエビスが追走して、その後ろに菊水賞2着のクリノエビスジンと有力どころが前を固める展開。4戦4勝と無傷でダービー制覇を目論むエイシンナカヤマだけが中団より後ろでレースを進めます。

 

トーコーガイアの木村騎手は『園田ジュニアカップ』では前に楽をさせ過ぎて、僚馬を掴まえ損ねた反省から、早めに並びかけて3コーナーの手前で先頭に。こうなると苦しくなるトーコーポセイドンも内で必死に抵抗して4コーナーを迎えます。

 

3番手のニホンカイセーラにエナエビス、クリノエビスジンが加わって、前の2頭に接近。その後ろで差を詰めるエイシンナカヤマは、伸びあぐねていて厳しい状況。

 

残り200mを切って堂々と抜け出したトーコーガイアが独走。木村騎手にしては珍しく早々と手を挙げて、立ち上がるような姿勢で3歳頂点のゴールを迎えました。クリノエビスジンが菊水賞に続いての2着。逃げたトーコーポセイドンが渋太く3着を粘って、ニホンカイセーラは4着。エナエビスは直線で伸びを欠き5着。エイシンナカヤマは8着となり、初めての敗戦を味わいました。

 

北海道セレクションセールで2415万円で購入されたトーコーガイア。まだ落札価格に届いていない賞金ですが、オーナーの夢とロマンがいっぱい詰まった同馬。いよいよ全国の舞台に駈け出して行く!

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