令和2年度優秀競走馬
2021年01月5日
令和2年度優秀馬選考会が行われ、選考委員15名の投票でそれぞれの最優秀馬を選出。その中から代表馬を決定した。
選考結果は次の通り。
※年齢表記は昨年のもの
※戦績は、昨年の兵庫在籍時のもの
◆年度代表馬 最優秀4歳以上中長距離馬
ジンギ(牡4・橋本忠明厩舎)
馬主:(株)ラ・メール
戦績:10戦【7-3-0-0】
重賞成績
園田金盃 1着
摂津盃 1着
兵庫大賞典 2着
姫山菊花賞 2着

◆最優秀2歳馬
ツムタイザン(牡2・大山寿文厩舎)
馬主:平野照子氏
戦績:5戦【4-0-0-1】
重賞成績
兵庫若駒賞 1着
園田ジュニアカップ 1着


◆最優秀3歳馬 最優秀牝馬
ステラモナーク(牝3・新子雅司厩舎)
馬主:野田善己氏
戦績:11戦【5-3-0-3】
重賞成績
菊水賞 1着
園田クイーンセレクション 1着
園田ユースカップ 1着
若草賞(名古屋) 1着
園田オータムトロフィー 1着


◆最優秀4歳以上短距離馬
エイシンエンジョイ(牡5・橋本忠明厩舎)
馬主:平井克彦氏
戦績:9戦【4-2-1-2】
重賞成績
白銀争覇(笠松) 1着
園田FCスプリント 1着
兵庫ゴールドカップ 1着
笠松グランプリ 1着


◆特別優秀馬
タガノゴールド(牡9・新子雅司厩舎)
馬主:八木秀之氏
戦績:5戦【2-2-0-1】
重賞成績
兵庫大賞典 1着
白鷺賞 1着
六甲盃、北國王冠(金沢) 2着


◆特別優秀馬
ディアタイザン(牡3・碇清次郎厩舎)
馬主:平野照子氏
戦績:8戦【4-1-1-2】
重賞成績
兵庫ダービー 1着


※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰式は実施いたしません。
写真:斎藤寿一
新春賞2021フォトレポート
2021年01月5日
新春を彩るハンデ重賞『新春賞』が行われ、3連覇を狙ったエイシンニシパが1番人気に応えて優勝。これで同馬は3連覇とし、通算4度目の新春賞制覇。さらに通算重賞勝利数12勝目となり、サラブレッド導入後の最多重賞勝利記録に並んだ。
騎乗した吉村智洋騎手は同レース3連覇で都合5勝目。通算28勝目の重賞制覇。管理する橋本忠明調教師は4度目の制覇で通算29勝目のタイトル獲得。

レース結果はコチラ
◆出走馬

①コスモヴァーズ 井上幹太騎手 12番人気

②マコトパパヴェロ 山田雄大騎手 6番人気

③オオエフォーチュン 広瀬航騎手 7番人気

④テツ 田中学騎手 8番人気

⑤サージュ 竹村達也騎手 11番人気

⑥アップクォーク 松木大地騎手 10番人気

⑦タガノディグオ 下原理騎手 3番人気

⑧ナムラヘラクレス 大山真吾騎手 4番人気

⑨エイシンニシパ 吉村智洋騎手 1番人気

⑩コスモバレット 鴨宮祥行騎手 5番人気

⑪タガノヴェリテ 笹田知宏騎手 9番人気

⑫ヒダルマ 川原正一騎手 2番人気

スタートを決めたのはナムラヘラクレス。

ダッシュを利かせて差を広げていく。エイシンニシパは離れた2番手に。

マコトパパヴェロ、ヒダルマ、テツ、オオエフォーチュンと続いた。

正面ではスタンド前では大逃げとなったナムラヘラクレス。

向正面に入っても大きなリード。

3コーナーでは徐々に差が詰まる。

中団の後ろにいたタガノディグオ、タガノヴェリテも追い上げる。

直線に入ってもしぶとく粘るナムラヘラクレス。

懸命に捕まえに行くエイシンニシパ。オオエフォーチュンが3番手に上がる。

最後の際どい勝負は写真判定に。

わずかにハナ差で、エイシンニシパが勝利!ナムラヘラクレスも重賞初挑戦で立派な2着。

同馬とともに3連覇、4度目の新春賞制覇の大偉業を成し遂げた吉村智洋騎手。

昨年大活躍、そして今年も好発進の橋本忠明調教師。

エイシンニシパはこれで3歳から6年連続重賞勝ち。ロードバクシンの記録を塗り替え、通算13勝目となる兵庫新記録が現実味を帯びてきた。
写真:齋藤寿一
園田ジュニアカップ2020フォトレポート
2021年01月5日
大晦日の締めくくりに行われる2歳重賞『園田ジュニアカップ』が行われ、1番人気のツムタイザンがその人気に応えて快勝。同馬はこれで『兵庫若駒賞』に続く重賞2勝目。堂々と2歳王者に輝いた。管理する大山寿文調教師も重賞2勝目。騎乗した杉浦健太騎手は、これが14勝目のタイトル獲得となった。

レース結果はコチラ
◆出走馬

①ワンナイトスタンド 田中学騎手 9番人気

②キングオブハーバー 下原理騎手 2番人気

③ナットグレースワン 田野豊三 8番人気

④ウーマナイザー 山田雄大騎手 10番人気

⑤ユナチャン 6番人気

⑥シェナキング 大柿一真騎手 3番人気

⑦クロゼイロ 吉村智洋騎手 5番人気

⑧アウワ 井上幹太騎手 11番人気

⑨ツムタイザン 杉浦健太騎手 1番人気

⑩ホットストリーク 大山真吾騎手 7番人気

⑪パールプレミア 笹田知宏騎手 4番人気

好スタートを決めたのはキングオブハーバー。パールプレミアも前へ。

ツムタイザンは控えて好位からレースを進める。

一旦、パールプレミアが前へ出て最初のコーナーを迎える。

結局、キングオブハーバーが逃げ、パールプレミアが2番手で落ち着き、新子厩舎の2頭が引っ張る形に。

ツムタイザンは3番手。人気の一角シェナキングは最後方からとなった。

スローで流れたが、2番手のパールプレミアが折り合いに苦労シーンが見られる。

その後ろからジワっと接近するツムタイザン。シェナキングが動き始める。

4コーナー手前で前を捉えたツムタイザン。

直線に向いたところでパールプレミアが脱落。

抜け出すツムタイザンと粘るキングオブハーバー。

そこへシェナキングが猛然と追い上げる。

それでも1馬身半の差をつけてツムタイザンが優勝。

最後方からよく追い上げたシェナキングが2着。こちらも力を十分に示した。

これで若駒賞に続く重賞2勝目で、堂々と2歳王者の座に輝いたツムタイザン。

初距離を克服し、2021年はさらに飛躍する。

ダービージョッキーに輝いた今年、最後の重賞も見事に締めくくった杉浦健太騎手。

重賞初出走、初制覇の偉業を達成し、さらに重賞2勝目となった大山寿文調教師。

新年は、ツムタイザンを中心に三冠路線が繰り広げられる。
写真:齋藤寿一
1月号更新、クローズアップ、コラム他
2021年01月1日
1月号更新しました。
新年あけましておめでとうございます。
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クローズアップ:兵庫ジョッキーズ
タイトル:兵庫ジョッキーズの抱負2021
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※一部、騎手名に誤りがありましたが、現在は修正しています。ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
コラム:乗峯栄一
タイトル:個人的ヤングジョッキーズ・シリーズ
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