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トーコーニーケが『のじぎく賞』を快勝!

 5月15日、園田競馬場で行われた『第52回のじぎく賞』(稍重・1700m)は、単勝1.1倍の断然人気に支持されたトーコーニーケが快勝。重賞3連勝で、通算4個目のタイトルを獲得しました。川原騎手は通算97勝目の重賞制覇。

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 『兵庫チャンピオンシップ』で地方馬最先着(6着)を果たした高知のクロスオーバーが、中8日の厳しいローテーションで再び園田へ輸送競馬。それでもハナを奪ってレースを引っ張る展開に。2番人気のコパノバウンシ(大井)、プレシャスベガが2、3番手。それを見る形で絶好の4番手に付けたトーコーニーケ。

 「位置取りにはこだわらず、周りを見ながら競馬すればいいと思っていました。スタートが決まるか決まらないかというところだけで、あとは安心していました。道中は余裕ってわけじゃないですけど、自分との闘いで、焦らずにゆっくり馬とのリズムを崩さないようにだけ考えていました」と川原騎手。

 逃げるクロスオーバーが2、3番手の各馬を振り切って逃げ込みをはかる。それにただ一頭並びかけたトーコーニーケ。直線抜け出して、渋太く食い下がるクロスオーバーを2馬身半突き放して完勝。最後方からようやく追い込んできたユノエスケープ(3番人気)はさらに3馬身離されての3着という結果。コパノバウンシは、ズルズル後退してしんがり負けを喫してしまった。

 地方競馬世代別女王決定戦『GRANDAME-JAPAN2014』3歳シーズンは、いよいよ『関東オークス』(6月11日・川崎2100m)を残すのみ。ポイントでトップに躍り出たトーコーニーケは、総合優勝をほぼ手中に収めたと言えるでしょう。

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 吉行調教師は昨年、兵庫県から善行人命救助者に贈られる『のじぎく賞』を受賞していました。今年は管理する愛馬で、見事に制覇してみせ、変則ながら2年連続『のじぎく賞』トレーナーに輝くことになったのです。

ゴール前で差し返したエキマエ!

 快晴のもと行われた『第15回兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)』は、2番人気のエキマエ(牡3・JRA中川厩舎)が優勝。3連勝で見事に重賞初制覇。中川調教師は、開業以来JRAを含めて初の重賞制覇でもありました。

 好スタートで先手を奪ったのは、ウィリアムズ騎手が騎乗したエスメラルディーナ(1番人気)。それを見ながら2番手に取りついたエキマエ。

 「砂をかぶらない位置でレースがしたかった。(こちらが)速ければ行ってしまおうと思ったんですけど、向こうが速かったので2番手からになりました」と戸崎騎手。

 レース間隔が2ヶ月以上空いて、しかもこの馬には初騎乗。

 「返し馬からいい雰囲気で、気合いも入っていましたし、問題なかったですね。初めて乗せていただいたんですけど、いい馬でした。力強さを感じました」

 レースが動いたのは2周目の向正面。フジインザスカイが追い上げ、マキャビティも進出を開始。ワンテンポ遅らせてランウェイワルツ(3番人気)も脚を伸ばす展開。JRA勢が完全に上位を固めて4コーナーに。

 勢いよく大外から追い上げてきたランウェイワルツが直線で抜け出す。完全に決着がついたかと思われたその瞬間、内からエキマエが驚異の差し返しを見せ、ゴール前でクビ差抜け出して勝利をものにしました。

 「一度かわされたんですけど、渋太く伸び返してくれたんで、さすがだと思いました。スタートも良く、いいスピードも持ってますので、奥が深い馬だなぁと感じました。競馬が上手なんで、距離が伸びても大丈夫だとは思います」

 3歳馬のダートグレード戦線はこのレースからスタート。そこを制したエキマエには、今後の動向に注目が集まります。2着のランウェイワルツも勝利に等しい内容で、巻き返しに期待が持てます。3着のエスメラルディーナも距離延長にも十分な対応を見せました。これら3頭とも、ダート路線での活躍に大いに期待ができ、地方競馬のダートグレード戦線を賑わせてくれることでしょう。

ゴール前で抜け出すエキマエ

ゴール前で抜け出すエキマエ

エキマエと戸崎騎手

エキマエと戸崎騎手

断然人気のオオエライジンが兵庫大賞典を制覇!

 『第50回兵庫大賞典』は、単勝1.1倍の断然人気に支持されたオオエライジン(牡6・寺嶋厩舎)が快勝。1月3日の『報知オールスターカップ』(川崎競馬場)以来の重賞勝ちとなり、通算10個目のタイトルを手にしました。

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 好スタートから3、4番手に付けたオオエライジンは、逃げるスマイルヴィジット、2番手のハルイチバンを見ながら余裕の追走。勝負どころで仕掛けて行くとスムースに反応。直線で前をアッサリ捉えて、2着のハルイチバンに2馬身半の差を付けて快勝。改めて地元No.1をアピールしました。

 鞍上の下原騎手は「早めに抜け出すと遊ぶ馬ですが、前に行く馬がしっかりしていたので安心でした。併せ馬になるとどこまでも動きますから(笑)」と自信たっぷりの騎乗で、早い段階で勝利を確信していたようです。

 先日『かきつばた記念』をタガノジンガロが勝ちました。ダートグレード制覇に一歩届かない現状のオオエライジンにとって、先を越された形になりましたが「対戦するときが楽しみです。いい勝負ができると思います」と直接対決に意欲十分の下原騎手でした。オオエライジン (1024x683)

兵庫県史上3頭目!タガノジンガロがダートグレード制覇!!

 4月29日、名古屋競馬場で行われた『かきつばた記念』(JpnⅢ・1400m)に出走したタガノジンガロ(牡7・新子厩舎)が、木村健騎手の騎乗でJRAの強豪相手に見事勝利!兵庫県所属馬としては、2001年の『兵庫チャンピオンシップ』を勝ったロードバクシン、2008年の『佐賀記念』を勝ったチャンストウライ以来、史上3頭目のダートグレード制覇となりました。

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 管理する新子調教師、開業2年足らずでの記録的勝利です。

 タガノジンガロはJRA出身。重賞の『マーチS(GⅢ)』4着、『アンタレスS(GⅢ)』5着の実績を持つバリバリのオープン馬。今年の1月18日の『雅ステークス』(11着)を最後にJRA登録を抹消。前走(3月27日)から兵庫県の所属となっていました。

 ダートグレード制覇によって、地方競馬の年度代表馬争いに名乗りをあげることになり、今後のローテーションが注目されます。

 関係者の皆さま、本当におめでとうございます!!
 
 チャージアドバンスでは、新子調教師のインタービュー記事を掲載(更新日未定)することにします。

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