logo

木村騎手、SJT2014は惜しくも総合4位…

11月29日(土)、30日(日)に今年は東京競馬場行われる『ワールドスーパージョッキーシリーズ(WSJS)2014』。

そこへ向かうための地方競馬代表騎手を決める闘い『スーパージョッキーズトライアル(SJT)2014』の第2ステージ(ファイナル)が名古屋競馬場で開催され、兵庫県を代表して臨んだ木村健騎手は、健闘及ばず第4位という結果になりました。

総合成績はコチラ

優勝したのは高知競馬代表の赤岡修次騎手。

赤岡騎手自身2度目の制覇。これはSJTの制度が導入されてからは初めてのこと。

総合3位と大活躍した2007年を上回るような活躍を期待しましょう!

和歌山に競馬が帰って来る!!

1988年(昭和63年)3月に紀三井寺競馬が廃止になって以来、競馬が発売されていなかった和歌山県に、いよいよ競馬が帰って来ます!!

 

2014年10月22日(水)、園田・姫路競馬場外発売所として『DASH和歌山』が開設されます!!

 

26年7ヶ月ぶり、日数にして、実に9722日ぶりに和歌山で競馬が楽しめる!!

 

発売日程や、オープニングイベントなど、詳しいことはコチラ

メモリアル勝利!

10月15日、園田競馬第3レースで勝利した木村健騎手(39歳)が地方通算3000勝を達成!
1993年10月の騎手デビューから丸21年。地方競馬史上23人目の達成となりました。兵庫生え抜きの騎手としては、田中道夫(現調教師)、小牧太(現JRA)、岩田康誠(現JRA)騎手に続く4人目の3000勝です!

 

10月10日、園田競馬11レースで宮下康一騎手が、騎手再デビュー後の初勝利を挙げました!ジョッキー再デビューをしてこれが16戦目。勝利は2003年7月8日以来実に4112日ぶり。11年3ヶ月の間止まっていた通算勝ち鞍を435勝としました。

 

このふたりについては、クローズアップのコーナーで特集記事を掲載しますので、お楽しみください。

タガノジンガロ、秋初戦を快勝!ハルイチバンも健闘!

さすがダートグレードレースの勝ち馬。重賞の『姫山菊花賞』(園田競馬場・1700m)を問題なく圧勝してみせたタガノジンガロ(牡7・新子厩舎)。

 

レース結果はコチラ

 

_MG_103801

 

第54回『姫山菊花賞』は他地区との交流重賞。しかし、今年は出走を予定していた遠征馬が全て回避。残念ながら地元馬のみで行われました。

 

注目されたのはタガノジンガロとハルイチバン(牡4・平松厩舎)の初対決。

 

ハルイチバンは今年の春に『六甲盃』を勝って重賞初制覇。

 

5月の『兵庫大賞典』は亡くなったオオエライジンの後塵を拝したが、それ以外はいずれも逃げ切り勝ち。秋初戦を快勝のあと、上積み十分でここへ臨みました。

 

一方のタガノジンガロは真夏の『サマーチャンピオン(JpnⅢ)』(佐賀競馬場・1400m)を3着のあと、オーナー牧場で一旦クールダウン。秋初戦がこのレース。

 

それでも状態は良好で「2走前の園田で勝ったとき以上のデキ。この状態で『サマーチャンピオン』に出ていれば、もっと違った結果になったと思う」と新子調教師が語るほど、こちらも順調。

 

オッズはタガノジンガロが最終的には1.1倍で1番人気。ハルイチバンが4.7倍で2番人気。

 

「スピードがあるから自然にハナに立つと思う」と平松調教師が言うように、ハルイチバンが先頭で、それを追うタガノジンガロというのが大方の展開予想でした。

 

しかし、蓋を開けてみると、ジンガロに騎乗した木村騎手はスタートから気合いを付けて飛び出し、遂にはハナに立ってしまいました。

 

_MG_192601

 

「自分のペースで走らせたかったので」と木村騎手。相手のペースに合わせて遅い流れで折り合いを欠くより、気持ち良く走らせたいという思いがハナに立たせたのです。

 

久しぶりにハナを譲る形になったハルイチバン。それでも折り合いを欠く様子もなく、無理なく2番手を追走。

 

3、4番人気のウェーブオーキッド、シルクシンフォニーは後方で脚をためて、お終い勝負にかけるいつもの戦法。

 

マイペースで逃げるジンガロは2馬身ほどの差を保ったまま3コーナーを迎えます。

 

鞍上の田中騎手が懸命に押して並びかけるハルイチバンは、なかなか差を詰められない。そこへ後方から脚を伸ばすシルクシンフォニーとウェーブオーキッドが迫る。

 

_MG_194601

 

直線で木村騎手が追い出すと、2番手以下の差がさらに広がる。粘らんとする田中騎手に、シルクがジワジワ詰め寄ってくる残り200m。

 

最後は5馬身の差となり、左手を高々と上げて余裕で勝利をアピールする木村騎手とタガノジンガロ。

 

_MG_195901

 

2着は、結局ハルイチバンがこらえ切り、シルクシンフォニーが1馬身半の差で3着。さらに4馬身差でウェーブオーキッドが4着となりました。

 

『姫山菊花賞』はJBCの指定競走。望めば『JBCスプリント』、『JBCクラシック』のどちらかに出走可能(優先出走権はないが、選定にあたってその成績が重要視される)。

 

しかし、オーナーサイドに話を訊くと「左回りが厳しい」との見方をしている模様。「5月の『さきたま杯』(浦和競馬場)で7着だったとき、かなり内にササってレースにならなかった。右回りなら喜んで行くんですけど…」とのことでした。

 

_MG_104801

 

その経緯から、次走は京都競馬場の『みやこステークス(GⅢ)』(11月9日・1800m)となるようです。

 

新子調教師は「年末の『兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)』(園田競馬場・1400m)を見据えて考えれば、強い相手と戦っていたいと思い、右回りでちょうどレース間隔もいいここに決めました。距離も中央時代に勝っていますし、問題ないでしょう。ここで良いレースができれば次がさらに楽しみになりますからね」とかなり期待を持っての出走です。

 

今後のプランから考えて、やはり地元戦では躓いてはいられないことは明白で、調整台的な感覚で臨んだこのレース。他陣営が勝てるはずもなかった。

 

『みやこステークス』でも好走の予感は大ありで、是非とも注目してもらいたいところです。

 

_MG_200701

 

一方、2着に負けたハルイチバン。逃げたときは【7-2-1-0】の好成績。逆に先頭でレースをしなかったときは【3-5-1-6】と極端に成績が落ちていたこれまででした。

 

そんな中、強力な相手に力で捻じ伏せられるような形でハナを譲りながらも、しっかり2着を粘ったあたりに、精神面の強さと確かな成長を感じさせました。

 

次走は『園田金盃』を目標に調整される。今シーズンは県内相手に戦い、来年はいよいよ他地区への遠征も考えてローテーションが決められていく。

 

兵庫生え抜きの同馬にかけるファンの期待は大きく、この一戦での成長がさらにその期待を膨らませることになったのです。

 

写真:斎藤寿一
文:竹之上次男

 

1 36 37 38 39 40 41 42 49