logo

格の違いでクリスタルボーイ!

その金ナイターでは2度目となる他地区との交流戦。

『園田チャレンジカップ』(1400m)は9月5日、園田競馬場で行われ、名古屋から参戦した1番人気のクリスタルボーイが悠々逃げ切って、力の違いを見せつけました。

 

_MG_0999

 

レース成績はコチラ

 

金沢から2頭、名古屋、笠松からそれぞれ1頭、計4頭の遠征馬を迎えて12頭フルゲートで争われました。

 

ダートグレード戦線でも入着級の成績を残しているクリスタルボーイにとって、ここでは格が違った。

 

「外に(ハナに)行きたそうな馬がいたので、それが強引に行くなら下げていいと。控えても、前の方なら大丈夫だと思ってました」

と鞍上のベテラン戸部尚実騎手。

 

ハナにはこだわらない気持ちの余裕が、逆にすんなりハナに立つことに繋がります。

 

「自身のデキが良かったのか、行きっぷりがいいのか、道中もずっと余裕のある走りでした。ちょっとコーナーの動きが悪いところがあるので心配したけど、直線に向くまで(他の)馬の気配がなかったので大丈夫だなと思いました」

 

もう完勝です。もともとJRA出身で、バリバリのオープン馬。

 

南関東を経て名古屋に移籍。今年はダートグレードの『黒船賞』と『かきつばた記念』でともに5着と好走。

 

今後も更なる活躍が期待できる。

 

_MG_7919

 

「機会があったら、グレードレースでも優勝目指したいと思います」

 

年末、園田競馬場では『兵庫ゴールドトロフィー』というグレードレースが行われます。

 

恐らく、ここに照準を合わせて来ると思われるので楽しみに待ちましょう。

 

さて、2馬身半差の2着にはラッキーフラワー(4番人気)。

 

「今回のメンバーならチャンスがあると思うので頑張ります」と気合いを込めてレースに臨んだ鞍上の杉浦騎手。

 

ややこの馬にしては後ろからレースを進めて行くも、向正面から積極的に進出を開始。

 

長くいい脚を使って2着に食い込んだのでした。

 

実はこの馬、4番人気のときは【3-3-0-1】と準パーフェクトな成績。

 

少し見放されたぐらいが買い時?

 

_MG_1004

 

3着には古豪タガノブリガデイロ(9番人気)が健闘を見せました。

 

1400mではこれまで19勝を挙げている超スペシャリスト。しかし、勝ち鞍は昨年の5月から遠ざかっているように、8歳となって衰えを感じざるを得ない状況でした。

 

それでも今回は調教の段階からブリンカーを着用させ、厩舎の意気込みと、同馬の気合いの変化もあったという臨戦。

 

確かにいつもとは違う積極性が見られ、道中の反応も良く、全盛期の勢いはないにしても、意地とプライドを感じさせる走りを披露。

 

園田ファンの胸をアツくさせた。

 

2番人気のサワノファインはブリガデイロが動いたときに同じように反応ができなかった。

 

この辺りは連戦の疲れもあったか…。

 

それでも4着に踏ん張ったように堅実なレースぶりには頭が下がる。

 

この夏の短距離戦線を盛り上げた立役者だったのは間違いなく、心から拍手を送りたい。

 

その金ナイター交流元年となった今年。

 

初めてメインのお立ち台を他地区の馬に譲ったものの、やはり交流戦は面白い。

 

_MG_7937

 

強い遠征馬が現れて、それに立ち向かう地元馬がいる。

 

次のナイターでの交流戦は10月10日、『姫山菊花賞』でワクワクしましょう♪

 

写真:斎藤寿一
文:竹之上次男

コラム更新

【更新情報】

ゲストコラムニスト・矢野吉彦さんのコラムを更新しました。

レギュラー(隔月)コラムニスト・乗峯栄一さんのコラムも更新しています。

コラムはコチラ

傾向からメインの対策

今年の“その金ナイター”は27週間にわたって行われています。

 

先週がちょうど中日となる14週目。そこで、過去に行われたナイターのメインレースから傾向を探り、きょうのメインレース的中に役立てていただきたく思います。

 

とくに今日のメインレースは混戦模様。データを参考にしていただければ幸いです。

 

今日のメインレースの出走表はコチラ

 

まずは馬番別成績です。

 

◆馬番別データ(今日のメインは10頭立て)

 

1番【0-3-0-10】
2番【2-2-2-8】
3番【1-0-4-9】
4番【0-3-0-11】
5番【1-2-1-10】
6番【2-1-2-9】
7番【1-0-1-12】
8番【0-0-2-12】
9番【3-1-0-9】
10番【3-1-1-6】
11番【0-0-0-10】
12番【1-1-0-8】

 

9番、10番いずれも3勝で最多勝。10番は11頭中5頭が馬券に絡んでいる。

 

2番、6番もマズマズの好成績。

 

1番、4番、8番がなぜか未勝利。8番は連対すらなし。狙い目を割り引かざるを得ないかも。

 

◆騎手別成績(今日出走する騎手)

 

1番 大山 【1-1-1-9】
2番 田中 【0-1-2-11】
3番 吉村 【0-0-0-9】
4番 木村 【5-2-2-5】
5番 松浦政【1-0-4-4】
6番 永島 【1-1-0-8】
7番 竹村 【0-0-1-1】
8番 笹田 【0-1-0-1】
9番 川原 【1-1-0-12】
10番 有馬 【0-0-0-2】

 

今年は木村騎手が大活躍。早くも現在ナイターのメインで5勝。連対率も5割なので、馬券的な狙いはこの人から。やはり頼りになる。

 

松浦政宏騎手は1勝ながら、3着4回。9分の5で馬券圏内というのは立派。

 

リーディング3位の川原騎手が1勝止まりというのは意外。

 

さらに、リーディング2位の田中騎手に至っては未勝利!!

 

そう言えば、昨年も田中騎手はナイターメインで1勝だけと振るわなかった。

 

しかし、最終レースで巻き返して好成績を挙げていました。

 

ちなみに、ここまでの田中騎手のナイター最終レースの成績は【1-6-2-5】と連対率5割で超安定。

 

掲示板を外したのはわずか一度だけ。これは注目の数字。

 

どうぞ参考に。

エーシンサルサ、夏の王者に!

牝馬ながらに57キロで、それがトップハンデ。

 

それほど見込まれても、エーシンサルサが『摂津盃』を6馬身ちぎってしまった…。

 

レース結果はコチラ

 

_MG_0533

 

『摂津盃』は園田伝統の真夏のハンデ重賞競走。

 

いかに勢いがあると言っても、牝馬の重賞しか制していない馬に、古馬の牡馬混合重賞初挑戦で57キロは重すぎる。

 

しかも、登録の段階では名前があった『かきつばた記念(JpnⅢ)』の勝ち馬タガノジンガロが59キロ。

 

牝馬は2キロ減と考えれば、サルサはジンガロと同斤量とも取れる。

 

自身が背負い切れるかどうかは別として、ハンデとは相対的なものなのだから、比較的重いというのは間違いないところ。

 

それでも全く関係なくサルサは強かった。

 

「57キロ背負ってるので、(うまくスタート)出ればハナに行こうと思っていました」と木村騎手が振り返ったスタートは抜群の出。

 

内から大山騎手のマイアヴァロン(53キロ)も競りかけて来たが、それを威圧するように制してハナに立つ。

 

「道中はリラックスして走ってたので、4コーナーまでこのまま行けば勝てるなという手応えでした」

 

木村騎手は早い段階で勝利を確信していたようです。

 

持ったままで直線に向いて6馬身差で圧勝する光景は、斤量の概念を根底から覆すようにも見えました。

 

この斤量でこの勝ち方。つくづく思うのですが、本当に勝つたびに強くなるエーシンサルサ。

 

「兵庫県の看板馬になって欲しい馬なので、もっと強くなってくれることを祈っています」

 

なるほど、木村騎手もまだまだこの馬には奥があると読んでいるようです。

 

順調に行けば、このあとは当初の予定通り9月15日の『秋桜賞』(名古屋競馬場・1400m)へ向かいます。

 

_MG_0542

 

管理する橋本忠男調教師は「やっぱり57キロは多少堪えたと思う。ちょっと反応が鈍かったところがあったからね。それでもこの勝ち方やし、心配するほどでもなかったね」と余裕の表情。

 

さて、馬券対象の2着、3着の争い。

 

道中では好位のインを進んで脚を溜め、4コーナーで上手く外に出して伸びたサトノフェニックスが2着に食い込んだ。

 

鞍上の笹田騎手は完璧な競馬。これは大いに褒めてやってほしいところです。

 

3着にはツルマルホクト。この馬憎いくらいに相手なりに走る。

 

レース間隔もちょうどよく、これからも目が離せない存在。

 

同馬が11番人気だったこともあり、断然人気馬が勝ちながら、3連単では4万1520円の好配当となりました。

 

今年に入って馬が変わったような強さを見せる、兵庫県生え抜きのエーシンサルサ。

 

どうぞ皆さま、この名前を覚えておいてください。

 

_MG_0572

 

写真:斎藤寿一
文:竹之上次男

1 43 44 45 46 47 48 49 54