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2016年12月2日

年代表馬の行方を占う重要な一戦、『第59回園田金盃』は、その有力候補となる各馬が三強を形成する中、勝ったのは5番人気の伏兵バズーカだった。同馬は3歳時、他地区ばかりで挙げた重賞勝利以来の5勝目のタイトル。鞍上の木村騎手は同レース8年ぶり3度目の制覇で、地方通算重賞69勝目(他にJRAで1勝)。管理する田中範雄調教師は、同レース5年ぶり3度目の優勝。通算46勝目のタイトルゲットとなった。

 

レース結果はコチラ>>>

 

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◆出走馬

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①メジャープレゼンス 大柿一真 6番人気

 

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②レッドダニエル 川原正一 4番人気

 

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③メイショウヨウコウ 吉村智洋 10番人気

 

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④バズーカ 木村健 5番人気

 

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⑤アクロマティック 下原理 3番人気

 

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⑥アドマイヤロイヤル 大山真吾 7番人気

 

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⑦エーシンクリアー 田中学 1番人気

 

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⑧サウスウインド 赤岡修次(高知) 2番人気

 

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⑨マークスマン 竹村達也 8番人気

 

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⑩エンドオブジアース 廣瀬航 11番人気

 

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⑪バレーナボス 板野央 9番人気

 

今年は稀に見る混戦となった年代表馬争い。この時点での重賞勝ちは、今年3勝しているのがアクロマティックとサウスウインド。2勝を挙げているのがエーシンクリアー。この3頭のうち、どの馬が勝っても代表馬を大きく手繰り寄せることになる。

 

単勝オッズはエーシンクリアー2.7倍、サウスウインド3.1倍、アクロマティック3.4倍となり、ファンも三強ムードに仕立て上げた。

 

当然、この中から勝ち馬が出て、年代表馬争いに決着がつくかと思われたが、競馬はやっぱり分からない…。

 

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スタートを決めたのは、4番人気のレッドダニエルだった。前走でオープンに昇級した初戦で見事逃げ切ったレースの再現を図った。

 

そこへエーシンクリアー、サウスウインドが並びかけて、一瞬の競り合いが展開される。少し離れてバズーカが4番手のポジション。アクロマティックは8番手となった。

 

一旦ペースが落ちる正面スタンド前、各馬は末脚勝負に懸けるためここはジッと我慢のしどころ。それぞれ折り合いに専念する。

 

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ピッチが上がっていったのは向正面中間付近、レッドダニエルがここで後退して行く。エーシンクリアー、サウスウインドが抜け出していくが、手応えでまさったのはサウスウインドだった。

 

サウスウインドがの赤岡騎手は後ろの動きを警戒しながら追い出すタイミングを計る。ところが後ろから迫って来るはずのアクロマティックが来ない。迫って来たのは木村騎手のバズーカだった。

 

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先頭に立って迎えたサウスウインドを、外から強襲するバズーカ。

 

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最後は一撃必殺の攻撃力で、バズーカがサウスウインドを仕留めた。

 

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エーシンクリアーが3着、追い込んだバレーナボスが4着。アクロマティックは5着止まりだった。

 

レース後「めっちゃ嬉しい」を連発した木村騎手。実は先週の段階では、出るかどうかも微妙な態勢だった。

 

「普段はうるさい馬なのに、きょうは大人しくて…。これがどう出るかなと思ってたけど、いやぁハマりました(笑)」

 

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腰が限界で、次に動けなくなったときが最後だと常々語る木村騎手。

 

「これで気持ち良く(騎手を)辞められます」と冗談めかしてインタビューで言ったが、半ば本気の発言なのだ。

 

「腰がめげるまで」全力騎乗を続けると言う木村騎手。そんな無理をせず腰を大事にしてほしいと思うが、この人の辞書には「手加減」という文字がないのだからしかたがない。とにかく我々はめげないでと祈るしかない。

 

バズーカはJRA(2戦0勝)からの移籍当初、やんちゃでどうしようもなかったそうだ。それをスタッフ一丸となり、重賞馬に育て上げ、さらに古馬の頂上決戦までも制したのだから、陣営にとってもこの勝利はこの上なく嬉しいものとなった。

 

勢いを取り戻した同馬の今後の重賞戦線での活躍が楽しみだ。

 

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さてさて、年代表馬の行方はどうなるのか…。12月7日、船橋の『クイーン賞(JpnⅢ)』に出走するトーコーヴィーナスが好走すれば決まりだろうが、凡走すればまたまた混沌と…。選考委員のひとりとして悩ましいところだが、楽しみなところでもある。

 

写真:斎藤寿一

文:竹之上次男