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2018年4月13日

第50回目の節目を迎えた三冠初戦の『菊水賞』は、2番人気のアゼツライトが好スタートからハナを奪って堂々の逃げ切り勝ち。2着以下に6馬身差をつけて圧勝して三冠初戦を制した。同馬は世代最多の6勝目を挙げたが、重賞は初制覇。管理する荒山義則調教師は重賞4勝目。騎乗した川原正一騎手は112勝目の重賞勝ちとなった。

 

 

レース結果はコチラ>>>

 

◆出走馬
 


①チェリーウイング 広瀬航騎手 8番人気

 


②アゼツライト 川原正一騎手 2番人気

 


③フセノラン 下原理騎手 4番人気

 


④トゥリパ 鴨宮祥行騎手 9番人気

 


⑤ラザレフ 田中学騎手 6番人気

 


⑥エンジェルアイドル 板野央騎手 12番人気

 


⑦テクノマインド 永島太郎騎手 3番人気

 


⑧イチノフリオーソ 笹田知宏騎手 10番人気

 


⑨テルタイザン 杉浦健太騎手 11番人気

 


⑩コーナスフロリダ 吉村智洋騎手 1番人気

 


⑪スウォナーレ 大山真吾騎手 7番人気

 


⑫ボンホープ 赤岡修次騎手 5番人気

 

昨年の2歳王者コーナスフロリダが前哨戦で伏兵のツルノシン(道営に転厩)に完敗。相手は移籍前で目一杯の仕上げで臨んでいたこと。一方で同馬は本番を意識して仕上がり途上だったこともあり、敗戦はしかたないと見る向きが多かった。最終的には単勝1.7倍の支持を集めた。

 

アゼツライトは前走で6馬身差の圧勝で完全復調。逃げられなかったときのもろさは残るものの、存在感を大いにアピールするレースぶりだったことから2番人気となった。

 

3番人気のテクノマインドは『園田ジュニアカップ』の2着馬。メンバー中唯一、コーナスフロリダに勝っていて、当然逆転を狙っての出陣。

 

牝馬のフセノランは、前走で完勝して好ムード。ただ折り合いに不安が残り、一度勝ってはいるが1700mへの距離延長はマイナス材料と捉えられていた。

 

 

スタートで大きく出遅れてしまったのは、大外枠の5番人気ボンホープ。外に逃げるような格好となり、この時点でレースにならなかった。

 

この大出遅れの陰で目立たなかったが、1番人気のコーナスフロリダも大きく立ち遅れてしまった。

 

逆に抜群のスタートを切ったのがアゼツライト。他馬も無理に競りかけて来ず、すんなりとハナを奪うことに成功した。

 

 

2番手にラザレフ、3番手にテクノマインドがつけた。チェリーウイング、フセノランは好位の内側を進み、出遅れから巻き返したコーナスフロリダは中団の外目を追走する形となった。

 

 

 

「前走よりも調子が上がっていて、すんなりと逃げられた時点で、ひょっとして勝てるかもしれない」と感じながらアゼツライトの川原騎手はレースを進めていた。

 

再び向正面に入って行ったあたりから、各馬が動き始めるが、先頭を行くアゼツライトは非常に楽な手応えで悠々逃げる。

 

 

コーナスフロリダも中団から懸命に追い上げて、徐々に前との差を詰めて行く。残り400mの標識では、遂に2番手まで押し上げた。

 

しかし、ここで前半の貯金を使い始めたアゼツライトがスッと突き放す。

 

 

直線に向いたときには4馬身の差となった。

 

俄然逃げ脚を伸ばすアゼツライトに対し、末脚が鈍り始めたコーナスフロリダ。そこへ内で脚を溜めていたフセノランが外に切り替えて追い上げて来る。

 

 

それらを尻目に6馬身の差を付けて、アゼツライトが圧勝で三冠初戦のゴールを駆け抜けた。

 

 

2着にフセノラン。コーナスフロリダは最後は完全に脚が上がり、終始経済コース廻りのチェリーウイングにも差し返され4着となってしまった。

 

フセノランは折り合いが心配されたが、馬群の中でしっかり折り合い、距離延長となった今回でも自慢の末脚を発揮した。精神面での成長、距離対応ができたことから、5月17日の牝馬重賞『のじぎく賞』では一躍主役候補になりそうだ。

 

3着のチェリーウイングはロスなく立ち回ったことが好走の要因だったが、オープンでもやれる力を示した。デビューが遅かっただけに、この急成長ぶりは今後が楽しみだ。

 

コーナスフロリダはこれまで負かしてきた相手に逆転されてしまっていることから、これが実力だとは思わないが、スタートで後手に回り自身で不利な状況に追い込んだようにまだ幼さが残る。

 

また、この日の内側を通る馬が有利となる前残りの馬場も堪えた。巻き返しの舞台はすぐに訪れるだろうから、そのときを期待しよう。

 

 

勝ったアゼツライトは、一度2番手から勝ったことがあるが、これで逃げたときは5戦5勝となった。裏を返せば逃げられなかったときは頼りない。ただ、それこそ逃げ馬らしいと言える。

 

ひとつ上の世代にはブレイヴコールという『兵庫ダービー』を逃げて制した先輩がいる。さらに上の世代にはマイタイザンというスターホースの逃げ馬がいる。いずれも逃げられなかったときはもろかった。

 

これらが一堂に会して逃げ馬王者を決める一戦を観てみたいし、実況してみたい。

 

 

 

写真:斎藤寿一
 

文:竹之上次男